このページでは、ブロックパフォーマンス機能の仕様について説明します。
なお、初めてブロックパフォーマンスを利用する方は、まず下記の記事からご覧ください。
画面の説明
ブロック登録画面(Chrome拡張機能)
1. ブロック件数表示
- 選択されているブロックの件数が表示されます。
2. 選択モード
- 通常のカーソル
- ブロック選択
- ブロック選択モードにすると、ページの要素をブロックとして選択したり、すでに自動ブロック化でブロック選択しているブロックを解除することができます。
- ブロック化されていない要素にカーソルを当てるとブロックの「追加」が、すでにブロック登録されているブロックにカーソルを当てるとするとブロックの「解除」ができます。
3. 自動ブロック化
- ボタンを押下するとページ内の要素をブロック単位で自動的に分解します。自動的に分解されたブロック要素は下記のように表示されます。
自動ブロック化はページ内の<a>タグ、<p>タグ、<h1>タグ、<h2>タグ、<h3>タグを対象としています。また、中身が空の場合は自動ブロック化の対象とはなりません。
4. 全ブロック解除
- 自動ブロック化でブロック化した要素、すでにブロック登録済みの要素を一度解除します。保存ボタンを押すまでは設定内容は保存されません。
保存ボタンを押下することで上記の設定内容が保存されます。
ボードで管理中のブロックについて
ボードで管理しているブロックは下記のように緑色の枠線で表示されます。ブロック選択モードでカーソルを当てると「このブロックはボードで管理されています」と表示され、ブロックの解除を行うことはできません。ボード管理しているブロックを削除したい場合は、ボード画面から行ってください。
管理画面
登録したブロックをリスト形式で確認することができます。
項目 | 説明 |
---|---|
ブロック | 登録したブロック要素のキャプチャが表示されます。 |
対象ページ・エリア | 登録したブロックの対象ページとCSSセレクタが表示されます。 |
ボード管理 | ボード画面で管理しているブロックは「管理中」、ブロックパフォーマンスのみで登録されているブロックは「管理なし」と表示されます。 |
条件・パターン | 設定されている条件・パターン名が表示されます。オリジナル要素はオリジナルと表示されます。(ボード管理で「管理中」のブロックのみ) |
表示数 | ブロックが表示された回数です。実際に対象のブロックが画面に表示されたタイミングで表示数としてカウントされます。 |
クリック数 | ブロックがクリックされた数です。 |
クリック率 | ブロックのクリック率です。 |
指標の定義
表示数、クリック数、クリック率の定義はそれぞれ下記の通りです。集計期間:直近1日
は、当日の日本時間9:00から現在の時刻までを意味します。例えば午前1
- 表示数
- 1日以内で、ブロックが表示されたUU数
- クリック数
- 1日以内で、ブロックがクリックされたUU数
- クリック率
- 1日以内で、ブロックがクリックされたUU数 / ブロックが表示されたUU数
クリックの計測は以下のように行われます。
- ブロックの
<a>
タグをクリックしたタイミングでカウントされます。ブロックにaタグが含まれていない場合、ブロックのクリック数はカウントされません。 - 一つのブロックの中、複数の
<a>
がある場合、いずれかのブロックをクリックしたユーザー数をカウントします。例えば、同一ユーザーが1日以内に同一ブロック内の2つのリンクをそれぞれクリックしても、クリック数は1です。
ブロックパフォーマンスはHyperLogLogという外部ライブラリを集計ロジックに利用しています。表示される各種数値は推定値になります。実際の計測数値とは異なりますので予めご了承ください。詳細は以下の公式リファレンスをご確認ください。
https://cloud.google.com/bigquery/docs/reference/standard-sql/hll_functions
ボードへの登録、フィルタ、並び変え
また、任意のブロックをクリックし、右ペイン下部の「対象ページでブロックを登録」を押下することで、ボードに登録しブロックの編集・更新を行うことができます。
ボードへの登録方法は、「ブロックを登録してサイトに配信する」をご確認ください。
ページ単位、ボード管理可否でフィルタができるようになっています。また、表示数・クリック数・クリック率で並び変えが行えます。