このページでは、ブロックパフォーマンス機能の仕様について説明します。
なお、初めてブロックパフォーマンスを利用する方は、まず下記の記事からご覧ください。
画面の説明
ブロック登録画面(Chrome拡張機能)
- ブロック選択
- ブロック選択モードにすると、ページの要素をブロックとして選択したり、すでに自動ブロック化でブロック選択しているブロックを解除することができます。
- ブロック化されていない要素にカーソルを当てるとブロックの「追加」が、すでにブロック登録されているブロックにカーソルを当てるとするとブロックの「解除」ができます。
- 初期はブロック選択モードになります。
- 自動ブロック化
- ボタンを押下するとページ内の要素をブロック単位で自動的に分解します。自動的に分解されたブロック要素は下記のように表示されます。
自動ブロック化はページ内の<a>タグ、<p>タグ、<h1>タグ、<h2>タグ、<h3>タグを対象としています。また、中身が空の場合は自動ブロック化の対象とはなりません。
- 全ブロック解除
- 自動ブロック化でブロック化した要素、すでにブロック登録済みの要素を一度解除します。保存ボタンを押すまでは設定内容は保存されません。
右下の保存ボタンを押下することで上記の設定内容が保存されます。
ボードで管理中のブロックについて
ボードで管理しているブロックは下記のように緑色の枠線で表示されます。ブロック選択モードでカーソルを当てると「このブロックはボードで管理されています」と表示され、ブロックの解除を行うことはできません。ボード管理しているブロックを削除したい場合は、ボード画面から行ってください。
管理画面
登録したブロックをリスト形式で確認することができます。
項目 | 説明 |
---|---|
ブロック | 登録したブロック要素のキャプチャが表示されます。 |
対象ページ・エリア | 登録したブロックの対象ページとCSSセレクタが表示されます。 |
ボード管理 | ボード画面で管理しているブロックは「管理中」、ブロックパフォーマンスのみで登録されているブロックは「管理なし」と表示されます。 |
条件・パターン | 設定されている条件・パターン名が表示されます。オリジナル要素はオリジナルと表示されます。(ボード管理で「管理中」のブロックのみ) |
表示したUU数 | セッション(1日)内で、ブロックが表示されたUU数の合計。 ブロック表示の計測タイミングについては下記をご確認ください。 |
クリックしたUU数 | セッション(1日)内で、ブロックがクリックされたUU数の合計。クリックの計測タイミングは下記をご確認ください。 |
クリック率 | セッション (1日) 内で、ブロックがクリックされたUU数 / ブロックが表示されたUU数。 |
ゴールしたUU数 | セッション (1日) 内で、ゴールに到達したUU数の合計。ゴールの計測タイミングは下記をご確認ください。 |
ゴール率 | セッション (1日) 内で、ゴールに到達したUU数 / 配信条件が設定されているブロックが表示されたUU数の合計数。 |
各指標の計測、集計タイミング
- 各指標の計測タイミングはそれぞれ下記になります。また、集計期間は当日含む直近30日になります。
- 計測タイミングの仕様はブロックパフォーマンスと効果画面(配信条件別、ブロック別)で共通です。
ブロックの表示
ブラウザのスクリーン上に対象のブロックが50%以上表示されたタイミングでカウントされます。
また、ブロックが表示されたイベントはブロックの置き換えが完了する直前に送信されるため、何かしらの不具合などでブロックの置き換えがされなかった場合でも、表示数としてはカウントされる仕様となっております。
ブロックのクリック
- 下記のHTMLタグをクリックしたタイミングでカウントされます。
<a>
、<button>
、<input type="button">
、<input type="submit">
、<input type="image">
- 1つのブロックの中に複数の計測対象のタグがある場合、いずれかのブロックをクリックしたユーザー数をカウントします。 例えば、同一ユーザーが1日以内に同一ブロック内にある2つの計測対象のタグをそれぞれクリックしても、クリックUU数は1になります。
ゴール
- 対象のブロックが表示された後に、選択したゴールに到達したタイミングになります。
- 上記仕様のため、ブロック別効果でゴール率を確認する際にゴール率の数値がクリック率よりも高くなる場合があります。
ブロックパフォーマンスのゴールで表示されるのはBlocksで作成したゴールのみとなります。KARTE Insightのゴールで作成したゴールは表示できませんので、予めご了承ください。
ブロックパフォーマンスはHyperLogLogという外部ライブラリを集計ロジックに利用しています。表示される各種数値は推定値になります。実際の計測数値とは異なりますので予めご了承ください。詳細は以下の公式リファレンスをご確認ください。
https://cloud.google.com/bigquery/docs/reference/standard-sql/hll_functions
ボードへの登録、フィルタ、並び変え
また、任意のブロックをクリックし、右ペイン下部の「対象ページでブロックを登録」を押下することで、ボードに登録しブロックの編集・更新を行うことができます。
ボードへの登録方法は、「ブロックを登録してサイトに配信する」をご確認ください。
ページ単位、ボード管理可否でフィルタができるようになっています。また、表示数・クリック数・クリック率で並び変えが行えます。