KARTE Blocksでは、ブロックを変更・配信すると、そのまま配信後の効果計測・集計や来訪ユーザーごとの反応を深掘りしながら分析することができます。

効果計測・集計・分析までの基本的な流れ・設定は、以下の通りです。

1. 「ゴール」を登録する
2. 配信後の効果を確認する

  • 「配信条件一覧」で配信条件ごと・パターンごとの効果を確認する
  • 「ブロックリスト」でブロックごとの効果を確認する
    3. 配信条件ごと・パターンごとの効果をユーザーセグメント別に深掘りする
    4. ユーザーごとに来訪時のサイト閲覧の様子を確認する

STEP1. 「ゴール」を登録する

ブロックの変更によって、最終的にユーザーが期待するアクションを取ってくれたことを「ゴール」として計測します。
まずは、サイトにおけるコンバージョン(例: 「購入完了」「資料請求完了」)や、そこに繋がる重要なステップ(例: 「カート投入」「資料請求フォームの閲覧」)などを登録しておきましょう。

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デフォルトでは、KARTE計測タグを通じて取得する、サイト・ページ閲覧に関するイベントデータからゴールを登録できます。
また、KARTEカスタムイベントタグを設置することで、「5万円以上購入した」といった発展的なゴールも登録・計測できます。

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STEP2. 配信後の効果を確認する

大別すると、配信条件で設定したパターンごとの効果、ブロックごとの効果、の2種類があります。

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配信条件ごと・パターンごとの効果を確認する

配信条件一覧では、配信条件ごと、およびパターンごとにブロックの配信後の効果を確認できます。
特に、ページ内の複数のブロックを一括して変更してABテストを実施する等、全体としての効果を評価したい場合には、まずこちらを確認するようにしましょう。

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訪問ユーザーとゴールユーザーを配信パターンごとに集計し、1つの配信条件に複数パターンがある場合には効果を比較できます。
ブロックの配信を行わない「未実施」パターンを含む(= 配信率が0%ではない)場合にのみ、ブロックの配信を行うパターンのリフトアップ率・信頼度も計算します。

パターンごとの効果では、配信しているブロックが表示されたか・クリックされたかは集計時に考慮しません。
配信しているブロック自体の効果を知りたい場合は、次項をご確認ください。

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ブロックごとの効果を確認する

ブロックリストでは、各配信条件・パターンで配信されているブロック、およびそれらのオリジナルブロックの効果を確認できます。
個々のブロックの表示ユーザーやクリック率、経由ゴール率などを確認できるため、配信条件・パターンごとの効果数値に比べ、ブロック自体のパフォーマンスを評価することが可能です。

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オリジナルブロックと、変更・配信しているブロックセットで登録されており、それぞれの効果数値をリスト上で確認できます。

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STEP3. 配信条件ごと・パターンごとの効果をユーザーセグメント別に深掘りする

配信条件の任意の変更パターンについて、プロジェクト内で設定しているセグメントごとに効果をドリルダウンすることができます。

例えば、ページ来訪者全員に行っていたABテストで、書き換えパターン時にゴール率が変わらなかった場合でも、「初回来訪ユーザー」にはゴール率が20%以上上がり、逆に「再来訪ユーザー」はゴール率が下がっている、など、効果の良い・悪いセグメントを簡単に探索できます。

「結果が出なかった施策」ではなく「初回来訪ユーザーには成果があった施策」と気づきを得られ、さらに「再来訪ユーザー」には別の施策やテストを進めて更なる改善を進めることができるようになります。

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STEP4. ブロック配信時にユーザーがどのように閲覧していたか動画で確認する

ライブ連携機能を使って、配信したブロックが実際にどのようにユーザーに閲覧されたか、ライブ動画で確認してみましょう。
意図通りにブロックが配信されているかチェックしたり、配信したブロックがユーザーのサイト体験・閲覧行動にどのように影響を与えているか分析することができます。

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配信条件一覧やブロックリストからも再生することができます。
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