サイズ補助機能を実施する際のマニュアルになります。
サイズ補助機能の概要
サイズ補助機能とは、過去購入した商品のサイズ情報が商品ページのサイズ欄に表示される機能です。オンラインショッピングにおいて、サイズが不安で購入を諦めるお客様が一定数いらっしゃいます。この機能を利用すれば、購入した商品との比較が可能になりますので、着心地などの「感覚」と比較でき、納得感を持って購入検討いただけるようになります。また閲覧している商品のカテゴリに絞られて表示されますので、似た商品との比較が可能になります。
はじめる前に
サイズ補助機能を利用するにあたっては、以下の準備が必要になりますので、ご確認の上、ご準備をお願い致します。
- サイズ補助機能はKARTE Datahubを利用します。利用にあたっては、KARTE Datahubのお申込みが必要になりますので事前にお申込みをお願いします。KARTE Datahubの概要については「KARTE Datahubとは」をご覧ください。
- サイズ補助機能は、過去購入履歴を利用します。コンバージョンタグの設置をご確認の上、コンバージョンタグを設置してください。タグ設置に関しては、サポートサイトの他、タグ・イベントの定義書 - web向けECも参考にタグ設置をしてください。※本サポートページでは、item_idではなく、sku_idを指定してサイズ情報を表示しています。sku_idが取得できていない場合は追加で設定が必要です
商品マスタフォーマット
以下のフォーマットに従った商品マスタを定期的に連携していただく必要がございます。サンプルのCSVファイルは以下よりダウンロードしてください。
商品マスタはsku_idが必ずユニークになるように連携してください。
商品マスタは最低でも日次で連携することを推奨します。
項目 | フィールド名 | 型 | サンプル値 | 必須 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
SKUのID | sku_id | STRING | A12345 | ○ | |
商品名 | name | STRING | KARTE Tシャツ | 表示用 | |
SKUの画像URL | sku_image_url | STRING | https://example.com/image1.png | ○ | 表示用 |
商品大カテゴリコード | l_category_cd | STRING | 11 | ○ | フィルタ用 |
商品小カテゴリコード | s_category_cd | STRING | 1120 | フィルタ用 | |
サイズ | size | STRING | M | 表示用 | |
サイズデータ | size_info | STRING | 着丈:108,袖丈:58.5,肩幅:50,胸囲:130,総丈:- | ○ | 表示用 |
設定の手順
- フォーマットに従って商品マスタを用意する。
- 外部のストレージサービス(Amazon S3/Google Cloud Storage)を用意する。※PLAID側から払い出し可能
- 外部のストレージサービスに定期的に商品マスタをアップロードする。
- 外部のストレージサービスにアップロードされた商品マスタをDatahubに取り込む設定を行う(ジョブフロー)。
- Datahubに取り込んだ商品マスタをアクションテーブルに移動する(ジョブフロー)。
- 配信設定をする。
4以降がKARTE内で設定する内容になります。以下より、4以降の設定方法をお伝えします。
4.外部のストレージサービスにアップロードされた商品マスタをDatahubに取り込む設定を行う
商品マスタをDatahubにインポートするを参照の上、Datahubに定期的に取り込むジョブフローを設定してください。
5. Datahubに取り込んだ商品マスタをアクションテーブルに移動する(ジョブフロー)
以下の記事を参考に、商品のマスタ情報をアクションテーブルにエクスポートします。
その後、アクションテーブルクエリを以下のように設定してください。
6. 配信設定をする
ストアにある「商品詳細ページで過去購入したサイズ等の情報を表示する」をインストールします。
- アクション
- 任意でテキストを調整します。デザインは、サイト内のサイズ枠のデザインを適用します。
- テーブルクラスにサイズ枠のテーブルクラスを入れてください。
- 対象テーブルの CSS セレクタにテーブルのCSSセレクタを入れてください。
- アクションテーブルにテーブルIDとクエリを設定してください。テーブルIDはアクションテーブルの「テーブル情報」より確認できます。クエリは「item_info」と設定します。
- 埋め込み設定よりサイズ欄の下に挿入されるようにCSSセレクタを指定してください。
- データ管理より、「boughtItems」の変数には、sku_idが指定されるように設定します。※コンバージョンタグでsku_idを取得している必要がございます。
例)以下がサイズ欄を構成しているテーブル情報の場合、
以下のように設定します。
最後に、対象ユーザーや対象イベントを設定して完了です。埋め込みタイプのため「アクセス毎」「同時配信は有効」にしてください。
以上で設定は完了です。
自分にだけテスト配信をして問題ないことを確認した上で本番配信をしてください。