KARTE Datahubとは、顧客データや行動データ、オフラインデータなど分断されているデータベースを統合して顧客の解像度を上げることで、より深く顧客を知り、あらゆるチャネル・タッチポイントでワンストップにCX(顧客体験)の向上を実現する「データの統合・利活用プラットフォーム」です。
これまでのKARTEでは、Webサイトやスマホアプリからリアルタイムに送られてくるデータや、KARTEで配信したアクションの結果など、「イベント」と呼ばれる形式でユーザーデータを連携していました。
KARTE Datahubを使うことで、社内外に存在する多種大量なデータをKARTEに連携することができます。KARTE Datahubによって連携されたデータについては、KARTEの中でユーザーのセグメントに活用したり、WidgetやKARTE Talkのアクションから参照したりすることができます。
さらにKARTE Datahubでは、従来KARTEで蓄積していたイベントデータに対しても、SQL(クエリ)で自由にデータ抽出・分析ができるようになります。抽出・分析したデータは、外部サービスに対してエクスポートしたり、KARTEの中で活用したりすることができます。
KARTE Datahubでできること
大きく分けて以下4つの活用方法があります。
1.ユーザーへのデータ紐付け
紐付けテーブルを活用することで、Datahubに取り込んだ外部データとKARTEのユーザーデータを紐付けて、KARTE上のユーザーのユーザーデータとして利用することができます。
2.接客サービスからのデータ参照
アクションテーブルを活用することで、ユーザーデータ以外のデータに関しても、Widgetやメールなどの接客サービスから参照することが可能です。(設定方法はこちら)
3.KARTE TALKのリスト配信
Datahubに溜まっているデータから自由に配信対象者を抽出して、メールやLINE等でコミュニケーションを行うことが可能です。
(設定方法はこちら)
4.クエリを使った調査や分析
KARTEのタグで取得したイベントデータはリアルタイムでDatahubに蓄積されています。
そのリアルタイムデータに対して、自由にクエリを実行して調査、分析することが可能です。
仕様、ドキュメント
- エンジニア向けの技術的なドキュメント、リファレンスについては、「KARTE Developer Portal」の「KARTE Datahub」「外部サービス連携」のセクションをご確認ください。