KARTE Messageにおける「リスト」機能について説明します。

概要

KARTE Messageに登録された「ユーザーリスト」のことを指します。
リストは、「メール」「アプリプッシュ」「LINE」などの様々なチャネルの配信において、「配信対象を指定するため」に利用されます。

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リストの性質

リスト・フィルタリストは、実体を持った「テーブル」ではなく、「Datahub上のデータセット・またはクエリを参照」している仕様となっております。
よって、元となるデータセットが更新されると、施策配信時には最新のデータを参照した抽出が行われ、配信されます。
一方で、元のデータが削除される、変更される、等の場合に、施策配信に影響が出る場合がありますのでご注意ください。なお、カラムの構成は自動で反映されません。カラム構成が変更となった場合はリストを再作成いただくようにお願いします。

アクセス方法

グローバルメニュー > すべてのプロダクト > Message(β) > リスト管理
をクリックします。

リストを作成する

「リスト管理」 > 「リストを作成」 ボタンを押して作成してください。

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リスト作成の元データ(ソース)は「CSV」 「Datahub上のデータ」 「フィルタリスト(リストに条件を加えて他のリストを作成する)」 から選ぶことができます。

リストに付与されるデータ

配信チャネル・配信先カラムの情報

リストを作成するときには、必ず「配信チャネル」と、「配信先カラム」を指定する必要があります。
配信チャネル別の配信先カラムに入るべきデータは以下のとおりです。

配信チャネル 配信先カラム データ例
メール メールアドレス xxx@xxxx.com
アプリプッシュ FCM Token fKcmxxxxxxxxxxxxx:APAxxxxxxxxxxxxxxx.......
LINE LINE USERID U66dasd3q4fasdxxxx....
その他のリスト 指定不要 指定しない

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リストの送信チャネルは後から変更ができませんのでご注意ください

ユーザーIDカラムの情報

リストは「ユーザーID」のカラムを指定することができ、これにより 配信時にリストの組み合わせ条件を容易に設定する機能 や、ユーザー単位でのチャネルをまたいだ配信制御を行う機能 が利用できます。

そのため、リストには 「できるだけユーザーIDのオプションを追加」 することを強くおすすめします。
ユーザーIDが利用されている機能を以下に列挙します。

user_idが利用される箇所 詳細説明
リストの組み合わせ リストの組み合わせは、「リストに指定されたuser_id」または「ターゲットフィールド(メールアドレスなど)」をキーに組み合わせ(SQLでいうところのJoin)が行われます。リストにuser_idがない場合「ターゲットフィールド」での組み合わせのみが可能となりますが、利便性が下がります。
配信結果画面での出力 配信ログ抽出画面では、個人情報保護のため「ターゲットフィールド」は暗号化して出力されるため、user_idがないと配信ログが「誰に対して配信されているのか」が判断できません。
コンバージョン計測 Messageのキャンペーンにおけるコンバージョン計測は「KARTEで計測されたイベント」を元に計測されています。このとき、同じユーザーのコンバージョンである事を「user_id」をキーに組み合わせているため、リストにuser_idが指定されていないと紐付けを行うことができず、コンバージョン計測ができません。

組み合わせ条件の利用イメージ
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カラムに付与するメタデータ

リストは、基本的にローマ字のヘッダを持ちますが「日本語名」と「説明文」を追加することができ、これによってリストの管理をより容易に行うことが可能です。

https://app.quden.io/videos?videoId=62591184b605da002a388c72

メタデータの付与方法については、上記のビデオを御覧ください