データ定義の再設定機能について
これまでは、一度作成したリストのデータ定義(スキーマ)を変更することができませんでした。そのため、リストの元データに変更があった場合、リストを再作成する手間が発生していました。
今回のアップデートにより、データ定義の再設定が可能になり、こうした手間を軽減できるようになりました。
利用方法
データ定義の再設定は、「リスト作成時のデータ定義」と「現在のデータ定義」に差異がある場合に実行可能です。
データ定義の差分が検知される条件は以下の通りです:
- フィールドの追加
- フィールドの削除
- フィールドの型変更
変更が検知されたリストの表示
「データ定義変更状態」のリストは、キャンペーン編集画面などでオレンジ色に表示されます。
以下の例をご参照ください:
再設定の手順
変更内容を確認
リストの編集画面で、どのような変更が発生しているか確認してください。意図した変更の場合は「データ定義を再設定」ボタンをクリック
この操作により、リストのデータ定義が最新のものに更新されます。
⚠️ 意図しない変更が検知された場合
元データ(Datahub上のクエリやテーブル)を修正してから再設定を実行してください。
FAQ
Q: 「データ定義変更状態」のリストを利用して配信すると何が起こりますか?
A: 基本的には、以下のデータが欠損しなければ配信に問題はありません:
- user_id
- 配信カラム(例:email など)
- 埋め込みやフィルタに利用するデータ
ただし、これらのデータが欠損すると以下のような影響が発生する可能性があります:
- キャンペーンのプレビューがエラーになる
- 意図しないデータが利用される
意図しない変更が疑われる場合は、元データを調整することを推奨します。
Q: 再設定後、フィールドの表示名は消えますか?
A: 名前が同じであれば、表示名などの設定は保持されます。安心して再設定を実行してください。
この機能を活用して、リスト管理の効率化にお役立てください!