KARTE Messageにおける「フィルタ」機能について説明します。
概要
「フィルタリスト」は、リスト内の「いずれかのカラム」に対して条件を設定して、対象を抽出することができるフィルタリング機能です。
マスタリストのデータを下に、「男性だけ、女性だけ」といったセグメント配信を行う際にご利用いただけます。
リストの性質
フィルタリストは、「フィルタリストの作成元リスト」の性質を継承しています。リスト内のカラムや、ユーザーIDやターゲットのカラムは設定する必要がなく、変更することもできません。
アクセス方法
グローバルメニュー > すべてのプロダクト > Message(β) > リスト管理
をクリックします。
フィルタリストを作成する
「リスト管理」 > 「リストを作成」 ボタンを押して作成してください。
フィルタリストに設定可能な条件
リスト内のカラムの「データ型」によって、設定可能なオペレータ及び挙動が異なります。
詳細は以下をご覧ください。
データの型 | 選択可能なオペレータ | コメント |
---|---|---|
文字列 | 次に等しい 次を含む 次と先頭が一致 次と最後が一致 次と異なる 次を含まない 値が存在する 値が存在しない 次のどれかと一致する 次のどれとも一致しない 次のどれかを含む(部分一致) 次のどれも含まない(部分一致・否定) | |
数値型(int,float,bignumeric) | 次に等しい 次と異なる 次より大きい 次の値以上 次より小さい 次の値以下 値が存在する 値が存在しない 次のどれかと一致する 次のどれとも一致しない | |
真偽値 | 次に等しい 値が存在する 値が存在しない | |
日付・日時型(date,timestamp,datetime) | 次に等しい 次と異なる より後 以降(含む) より前 以前(含む) 値が存在する 値が存在しない | |
配列型(数値型・文字列・真偽値・日付・日時型) | 配列内のデータの型に応じて、オペレータが変わる。上記の真偽値・文字列・数値・日付・日時型で選択可能なオペレータを参照 | 配列内のいずれかの値が、一つでも条件に適応すれば対象として抽出される |
Struct型(数値・文字列・真偽値・日付・日時型・配列型) | 配列内のデータの型に応じて、オペレータが変わる。 上記の真偽値・文字列・数値・日付・日時型で選択可能なオペレータを参照 配列型の場合も同様 | Struct内のデータは展開され、それぞれの型に対しての条件を追加できる 条件に合致するStructのレコードが一つでもあると、条件に合致したとみなされる |
配列型内のStruct型 | データの型に依存 | 配列内のStruct内のデータが展開されて、それぞれの型に対しての条件を追加できる 条件に合致するstcutのレコードが一つでもあると、条件に合致したとみなされる |