コンテキストイベントの発生数、ゴール率は、レポートで確認できます。
より多くのイベントを設定いただくことで、より多くの気づきが得られるレポートになっています。

本機能は開発途中のβ版の機能です。
今後、機能の内容・仕様が大幅に変わったり、機能自体の提供を終了する可能性があります。
機能自体が終了する場合にはあらかじめアナウンス致しますが、使用される際はご注意ください。

概要

管理画面の、コンテキストイベント設定画面よりアクセスできます。

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できること

  • 全コンテキストイベントの発生数、ゴール率が確認できます。
  • 各コンテキストイベントの詳細な値が確認できます。
  • コンテキストイベントでアイテムIDの取得設定をしている場合、アイテムID軸でのゴール集計が行なえます。

画面

ピックアップ

現在、以下の3つの値をピックアップして表示しています。
これらのイベントと、アイテム情報取得の取得設定をプロジェクトで設定していない場合、画面に表示されません。
コンテキストイベント(β版) 各イベントの設定方法と仕様
コンテキストイベント(β版) アイテム情報取得の設定方法
を参考に設定いただければ幸いです。

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イベント毎の傾向

プロジェクトで設定した各コンテキストイベントの発生数と、発生後のゴール率がわかります。
ユーザーのどの行動がよりゴールに近いのかを比較して確認できます。

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設定毎の傾向

上記のレポートはイベント毎ですが、同じイベントでも設定毎にどう傾向が違うか見たいケースがあります。
こちらのレポートでは、各設定ごとのイベント数、ゴール数、ゴール率を確認できます。
ゴール率は、ゴール数(=ゴールしたセッション数) / イベントが発生したセッション数、で算出されています。

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例えばこの場合、レコメンドアイテムクリック全体ではゴール率11%ですが、アイテム詳細ページのレコメンドでは19%と、非常に効果が高いことがわかります。

アイテム軸のゴール集計(購入等、アイテムデータがあるゴールでのみ表示されます)

ほとんどすべてのコンテキストイベントでは、アイテムIDを取得することができるので、このIDとゴールイベントのアイテムIDが同じという条件で集計が可能です。
例えば、アイテムクリック後に購入が発生したとして、上の集計では異なるアイテムを購入してもゴールとカウントされますが、こちらではクリックしたまさにそのアイテムを購入した場合にのみゴールとカウントされます。

集計上、このレポートを表示するには以下の条件が必要です。
- コンテキストイベントで、アイテムIDを取得する設定がなされていること
- 選択したゴールイベントに、items.item_idの形式でアイテムIDが含まれていること

各イベントの詳細

各コンテキストイベントの、詳細データを確認できます。
イベントのリストから、見たいイベントを選択してください。グレーアウトされているのは、プロジェクトで発生していないイベントです。

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使い方例

1. 各イベントの効果を比較する

効果を見たいゴールを選択し、複数のコンテキストイベント間でどのイベントのゴール率が高いのか、低いのかを比較します。
カートに入れてから実際にゴールする割合は想像通りだったでしょうか。
お気に入りに追加はどのぐらいゴールに関係するのか、興味ありは、頻繁に見ているはどうでしょうか。
アイテムページへのリンクのうち、ランキングとレコメンドではどちらがゴールに近いでしょうか。
こういった情報からユーザーの行動への気づきを得て、ユーザー体験の改善につなげることができるかもしれません。

2. 各イベントを詳細に見る

1で気になるイベントがあったら、より詳細に見てみましょう。
「各イベントの詳細」でイベントを選択し、発生したページ、発生したアイテム、発生したユーザーを確認できます。
どのページ、アイテムでイベントが発生しているでしょうか。もしかしたら最近急にユーザーの興味が変わったかもしれません。
また、ユーザーリストからストーリー画面やKARTE Liveをご利用いただくことで、そのイベントが発生した直前のユーザーの行動を見ることができ、どういった状態でユーザーがその行動をしたかを確認できます。もしかしたら多くのユーザーが予想外の行動をサイト上で行っているかもしれません。