KARTE Blocksでは、サイトに訪れたユーザーの行動情報を元にリアルタイムにコンテンツの出しわけ(パーソナライズ)を行うことができます。
この記事では、KARTE Blocksを使ったパーソナライズ配信の概要と、実際の設定方法を説明します。
なぜパーソナライズが重要か?
サイトに訪れるユーザーはそれぞれ様々な目的や志向を持っています。
特に、扱っているコンテンツが多様なサイトにはより様々な興味やニーズを持ったユーザーが訪れるため、あるユーザーには魅力的なコンテンツであっても、別のユーザーにとっては全く興味がないというケースが起こり得ます。ユーザーは興味があるコンテンツを見つけられないとすぐに離脱してしまうため、ユーザーごとにパーソナライズされた最適な体験を提供することは業種やサイトの規模問わず非常に重要です。
全体の流れ
- 事前準備
- セグメントを作成
- 配信条件でセグメントを指定
- ブロックを設定、配信
- 配信後の効果を確認する
事前準備
事前に下記の設定が完了していることが前提となります。
具体的な設定の流れ
セグメントを作成
パーソナライズしたい条件でセグメントを作成します。作成方法の詳細はこちらをご確認ください。
配信条件でセグメントを指定
- 「ページ一覧」画面から、対象のページを開き、配信条件画面に遷移します
- 配信条件を新規作成します
- 「対象の絞り込み」を選択します
- セグメントから、上記で作成したセグメントを設定します
- 配信条件を保存します
ブロックを設定、配信する
- 配信条件画面から、対象の配信条件を選択し、「ページを編集する」をクリックします
- ページエディター画面でブロックの編集を行います
- 詳細は下記ドキュメントをご確認ください。
配信後の効果を確認する
- 「配信条件」画面で配信条件ごとに数値を確認でき、ABテストを実施している場合は未実施時との比較も行えます。
- 対象の配信条件右「...」→「配信条件の効果」から配信条件毎の数値の時系列変化を確認することもできます。
- 「ブロックリスト」画面で配信後の効果をブロック別に確認できます
- 右上のプルダウンから、比較したい「ゴール」を切り替えられます
- ブロック別にUU数、クリック率、ゴール数、ゴール率を確認することができます
- 対象のブロック右「...」→「ブロックの効果」からブロック毎の数値の時系列変化を確認することもできます。
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