ディメンションには、分析のスコープという設定があります。
この設定は、現在、ディメンションの「傾向の分析」で使われています。
分析のスコープの決定お助けチャート
Q1: ディメンションの値はセッションが変わるとリセットされますか?
├── Yes (例: 流入元URL、OS名、セッション内購入回数、行動モード) → Q2へ
└── No (例: 会員ランク、性別、総購入回数) → スコープ「ユーザー」 です
Q2: ディメンションの値はセッション内で一意ですか? セッション内で変化しますか?
├── 一意 (例: 流入元URL、OS名) → スコープ「セッション」 です
└── 変化する (例: セッション内購入回数、行動モード) → スコープ「PV」 です
分析のスコープの種類
PV
セッション内で変化する値。セッションが変わるとリセットされるもの。
ディメンションの値の期間設定で、「最新のセッション」が選択されているものはこれになります。
(例) PV数、アイテム詳細ページを見た回数、行動モード
セッション
各セッションで1つに決まるもの。
(例) 流入元URL
ユーザー
ユーザー毎の値で、セッションでリセットされずに継続するもの。
ディメンションの値の期間設定で、「すべて」等が選択されているものはこれになります。
(例) 購入回数、会員ランク、性別
ディメンションの値の期間設定とは、この設定です。
スコープによる分析の違い
PV
スコープがPVの場合、PV毎、もしくはイベント毎の値が分析対象になります。(下図の赤丸の箇所です)
集計の単位としては、PV数、もしくはイベント数となります。
セッション
スコープがセッションの場合、各セッションの最後の値が分析対象になります。(下図の赤丸の箇所です)
集計の単位としては、セッション数となります。
ユーザー
スコープがユーザーの場合、ユーザー毎の値が分析対象になります。実際には、レポートの集計期間内の最後の値が分析されます。(下図の赤丸の箇所です)
集計の単位としては、ユーザー数となります。