2021年09月01日より、「ディメンションから作成したセグメント」の設定がなくなります。
今後は「ディメンション」だけで使えるようになります。

概要

これまで、ディメンションを接客サービスや各種効果分析に使用する際は、ディメンションからセグメントを作成する必要がありました。
これからは、ディメンションをそのまま接客サービスや各種効果分析に利用することができるようになります。

設定

これまでセグメント設定画面で行なっていた範囲設定は、ディメンション画面で行います。
ディメンションの範囲設定を変更しても、すでに接客で指定している範囲設定には影響がありませんのでご安心ください。
null

ディメンションが利用できるようになる箇所

接客サービスの対象ユーザーの指定

これまで、対象ユーザーでは「ディメンションから作成したセグメント」を選択していましたが、ディメンションをそのまま選べるようになります。
null

すでに「ディメンションから作成したセグメント」を使って対象ユーザーを指定している接客についても、自動的にディメンションによる設定に移行されていますので、設定を変更することなくそのまま利用できます。

接客サービスの「効果の分析」

これまでは「ディメンションから作成したセグメント」毎に効果が表示されていましたが、ディメンション設定のみで効果が表示されるようになります。

null

ディメンションの「傾向の分析」

これまでは「ディメンションから作成したセグメント」のみ、セグメント設定画面に「傾向の分析」が表示されていましたが、この分析がディメンション設定画面で確認できるようになります。

null

ユーザーリスト画面の絞り込み

これまでは、「ディメンションから作成したセグメント」によって絞り込みをしていましたが、ディメンションの設定で絞り込みができるようになります。
null

セグメントストア

これまで、セグメントストアでは、「ディメンションから作成したセグメント」と通常のセグメントがインストールできましたが、9/1からはディメンションとセグメントがインストールできるようになります。
コンテンツ更新のため、8/20〜8/31の期間セグメントストアの利用ができなくなります。ご了承ください。

メリット

  • ディメンションを作成した上でセグメントを作成する、という手間がなくなりました。
  • 「ディメンション」と「ディメンションから作成したセグメント」は概念が似ていてわかりづらかったのですが、シンプルになりました。
  • セグメントは一度保存すると、あとで区切りを変更しても過去分は遡って変更されなかったのですが、ディメンションでは後から区切りを変更しても、過去分のデータも最新の区切りに従って分析できます。

準備や対応は不要です

「ディメンションから作成したセグメント」から「ディメンション」の利用に移行する際、特に必要な作業はありません。
「ディメンションから作成したセグメント」の範囲設定と同一の内容を、すでに「ディメンション」の範囲設定にコピーしてあります。
また、「ディメンションから作成したセグメント」を使って対象ユーザーを指定している既存の接客についても、設定を変更することなくそのまま利用できます。