コンテキストイベントとは、特定のユーザーの行動に解釈を持たせ、特定条件でイベントを発火できる機能です。このページでは、このコンテキストイベントを使って、特定の商品ページを読了したユーザーを特定するまでをやってみましょう。
※コンテキストイベントの詳細仕様についてはこちらを参照
コンテキストイベントを作成、設定する
では、実際に特定の商品ページを読了したというコンテキストイベントを作成、設定していきましょう。
グローバルメニュー > すべてのプロダクト > Insight > コンテキストイベントをクリックします
ページ上のコンテキストから読了を選択します
右上の作成をクリックします
計測設定の下記項目を入力し、右上の保存をクリックします。
項目 | 説明 | 画像例 |
---|---|---|
計測名 | わかりやすい計測名を入力します | 商品詳細ページの読了 |
計測説明・目的 | 計測の目的などを任意で入力します | 商品の詳細ページでページを読了したタイミングでイベントを取得する |
計測ページ条件 | 計測ページのURL条件を設定します。URL条件には完全一致、部分一致、前方/後方一致の他に、正規表現やクエリ文字列を使った細かい設定も可能です。 | https://sample.com/details |
スクロール率 | ページのスクロール率を設定します ※ | 80% |
経過時間 | ページでの経過時間を設定します ※ | 20秒 |
計測を有効にする | チェックを入れない場合は計測が開始されません | ✓ |
- ※ スクロール率と経過時間はand条件になります。つまり、設定したスクロール率を満たし、経過時間を超えた場合にイベントが計測されます。
ステータスが有効になっていることを確認します。実際のページにアクセスして、設定した条件を満たすと「読了」イベントが発生します。
コンテキストイベントの発生を確認する
では、次に実際にイベントが発生しているか見てみましょう。
コンテキストイベント設定画面→読了設定画面に戻り、「このイベントが発生したユーザーを見る」をクリックします。
「リアルタイム」タブをクリックすることで、「読了」イベントが発生したユーザーを確認することができます。
ユーザーストーリー画面に遷移すると、該当のイベントが発生しているのがわかるかと思います。
以上になります。今回ご紹介した「読了」以外にも、いくつかのコンテキストイベントが予め用意されているので、是非、読了以外のコンテキストイベントも設定してみてください。