2020年6月1日:負荷が大きかったため「_message_state_changed」イベント(接客サービスの状態変化イベント)は、発生するが、接客の配信トリガーやセグメントとしては利用できないイベントになりました。

複数ステートを持つテンプレートについて、ステートの変更時にその挙動を計測する、接客サービスの状態変化(_message_state_changed)のイベント を発生させることができます。

上記イベント発生をさせたい時は、接客アクションの編集で「ベーシック > ステート変更イベントを送信する」にチェックを入れてください。
基本的にはカスタマイズ無しでご利用可能ですが、カスタマイズで対応する場合は画面のScript内に以下の記述があるかをご確認ください。(なければ追記をしてください。)

widget.option({track_state_changed: true});

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接客サービスの状態変化(_message_state_changed)のイベントでは、message項目のcampaign_idに接客サービスIDが送信され、クリック時に遷移した先のステートをnewState項目に、元のステートをoldState項目にてご確認がいただけるイベントです。

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デザインテンプレート一覧の「最小化可能」テンプレート

デザインテンプレート一覧にある「最小化可能」テンプレートは、ステート1が縮小表示、ステート2が拡大表示となっています。

下図の例は、接客サービスが表示され、縮小ステートから拡大ステートに遷移し、拡大ステートのボタンをクリックした時のイベントの発生の流れです。

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接客サービスが表示されると接客サービスを表示(message_open)イベントが発生し

ステート1(縮小状態)の表示がされるため、非表示から縮小への変化を計測する接客サービスの状態変化(_message_state_changed)イベントが発生しています。

その後、縮小状態をクリックしてステート2の拡大状態に表示が遷移することに伴い、再び接客サービスの状態変化(_message_state_changed)イベントが発生し、

ステート2のボタンクリックにより接客サービスをクリック(message_click)イベントが発生している

という流れです。

なお、ステート2(拡大表示)の閉じるボタンをクリックした時にはステート1(縮小表示)に遷移するためこの時に発生するのは接客サービスの状態変化(_message_state_changed)イベントです。

ステート1(縮小表示)の閉じるボタンをクリックした時には接客サービスの表示が閉じられるため、縮小表示から非表示への表示状態の変化を計測する接客サービスの状態変化(_message_state_changed)イベントと同時に、接客サービスを閉じる(message_close)イベントが発生します。

ストアの接客サービステンプレート

ストアからダウンロードできる接客サービスについても、接客サービスの状態変化(_message_state_changed)イベントが、ステート変更のつど発生します。

その時のユーザー行動詳細画面での表示名称は、接客サービステンプレートにより異なります。

例えば、診断系のコンテンツでエンターテイメント性を」を使用した場合は以下のように各設問番号がユーザー行動詳細で表示されます。

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