検索条件との乖離が生じる背景

ユーザーリストの検索は、対象期間の検索条件にマッチしたイベントを表示します。
一方で、検索条件にマッチしたユーザーの表示においては、ユーザーの最新状態を引用します。

ユーザーリストでビジターの絞り込みをかけると一部メンバーが表示される理由

対象期間内において、「来訪時はビジターだった」が「その後ログインをしてメンバーになった」
というケースでは、以下のような状態となっています。

  • ビジターのイベントが発生しているため検索条件にヒット
  • 検索結果表示のタイミングでの最新状態ではメンバー

このように、ビジターのユーザーも同じユーザーとしてマージされ最新のユーザー情報(= ユーザーの最新状態)がリスト上に表示されるため、メンバーが抽出されているように見えます。

CSVダウンロードした場合のデータについても本仕様が適用され、ユーザーリスト検索時/更新時のユーザーの最新状態が抽出されます。

補足:イベントがヒットしたタイミングの情報(この場合、ビジター情報)をリストの結果に表示しない理由

抽出結果のリストをクリックした後に表示されるユーザーストーリーモーダル、ユーザーストーリーでは最新のユーザー情報を表示しています。ビジターだと思いクリックしたユーザーがユーザーストーリー上でメンバーと表示がされると、より混乱が発生する可能性があるためユーザーリストの抽出結果でも最新のユーザー情報を表示する形をとっています。