ディメンションとは、KARTEのユーザーを分析するための設定です。
KARTEのユーザーデータの中で、特に重要な値をピックアップして、セグメントの判定や接客の対象ユーザー等様々な箇所で利用いただけるようになります。
下記共通ディメンションの他にもカスタマイズしたプロジェクトの中で、ユーザーを見るためによく使用する値、例えば会員ランクやアイテムカテゴリー等を指定して、新たにディメンションを作成することも可能です。
- 共通ディメンション(予め設定されているもの): 来訪回数、OS名、滞在時間、セッション内のPV数、前回来訪からの期間等
ここでは「お気に入り」した回数でディメンションを作ってみましょう。
作成方法
グローバルメニュー > すべてのプロダクト > Insight > ディメンションをクリックします
「ディメンションを作成」をクリックして下記の通り記入
- ディメンション名: お気に入り回数
- 条件: KARTEのユーザーデータのうち、どの値を使用するかを選択してください。今回はカスタムイベントの「お気に入り」を使って下記のように設定
- スライダー種類: 標準
次にディメンションの値によるグルーピングを設定します。「範囲設定をカスタマイズ」をクリック。
- スライダーを動かして、サイトにあった回数に分類してみましょう
- 例えば画像では、1回未満/1~10回/10回以上の3つに分けていますが、もっと細かく分類することも可能です。
- 一番下の「条件を追加」ボタンをクリックして項目を増やしていくことができます
条件の設定が完了したら、右上「保存」を押してディメンションの設定が完成
ディメンションを分析する
先ほど作成したディメンションを使って、分析することができます。
- 作成したディメンションページにある「傾向の分析」タブを選択
- 画像1の「期間」と「ゴール」を選択
- 画像2の各指標を切り替えて、範囲毎の傾向を見てみましょう
より詳しい使い方はこちら をご確認ください。
ディメンションを接客の対象ユーザーで活用する
作成したディメンションは接客サービスの対象ユーザーに指定することができます。
- 接客サービス作成フロー画面 > 対象ユーザー > ディメンション > ディメンションを追加をクリック
- 利用したディメンションを選択し、その中で対象にしたいものだけをOn/Offして対象を指定します
より詳しい使い方はこちら をご確認ください。
関連ドキュメント
ユーザーを分類するセグメントについて、これらのドキュメントも合わせてご確認ください。