テスト配信したテンプレートを使用し、実際にサイトに新規で来たユーザーに対して回遊を促す施策を作成、配信しましょう。
ここでは、「接客サービスのテスト配信」で使用した接客サービスを編集して配信する手順を説明します。

概要

  • 目的:初回来訪ユーザーに対してサイト内の回遊を促すためにサイトの機能やメリットを訴求する接客サービスを配信する
  • 誰に:初回来訪ユーザー
  • いつ:最初にトップページに来た時

基本設定

改めて、施策の目的に沿った「接客サービス名」「接客サービスの目的」に書き直しましょう。詳細を記載することで後から振り返りやすくなり、複数人で作業する場合にも引き継ぎが容易になります。
ゴール設定は今回「設定しない」に変更しましょう。今後、イベントを追加した際にそのイベントをゴールとして設定することが可能になります。

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また今後色々な施策を行う際に簡単に施策を識別できるように、フォルダ機能や接客ラベルを活用しましょう。接客ラベルでは、接客サービス一覧画面で接客サービスの絞り込みに利用することができます。複数設定することが可能です。

フォルダ ラベル
目的 チームや施策の種類/場所など、頻繁に変えることがない分類を整理する ⼀時的な分類や、フォルダを跨いで同じ分類で探す
利用シーン例 • チーム(マーケティング,営業,サポート) 
• 接客を出す場所(ログイン画⾯,トップページ) 
• デバイス(Web,SP-Web,iOS,Android) 
• 施策の種類(ニュースレター,プッシュ通知許諾)
• 承認フローに活⽤(作業中,社内確認中) 
• ⽬的を明⽂化する(満⾜度向上,ユーザーを知る) 
• 運⽤ルールに利⽤(ひな形,編集禁⽌) 
• 効果(効果⾼い,効果低い)

アクション

編集する

アクションの編集ボタンを押して、実際にアクションをサイトに合った形に編集していきましょう。
このテンプレートは最小化された状態からユーザーがクリックすると、スライドが3枚表示されるものになります。

まずは画面右側のアクション設定>「スライド」フォルダから下記項目を編集しましょう。

  • 見出し
  • 詳細テキスト
  • ボタンテキスト
  • ボタンリンク
  • 画像

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その他にも、「スタイル」フォルダ内で色、「最小化表示」フォルダ内で最初の文言、「表示設定」でどこにスライドを表示するか等変更することができます。

色々変更して、KARTEのアクションの柔軟さを確かめてみてください。

アクションを確かめる

作成したアクションを確かめる方法は2通りあります。

まずは編集した画面上で確かめる方法です。
デバイス設定からプレビュー設定を変更するとスマホのサイズやPCのサイズで見え方の違いを確認することができます。

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つぎに実際のサイト上で確認する場合には、サイトで確認を選択ください。実サイトで実際に確認できますが、エンドユーザーに配信されるものではないのでご安心ください。

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アクションが完成したら、編集を保存して配信率の設定をします。
最初は限定したユーザーから配信したい場合には配信率を少なめに設定しましょう。

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未実施をいれることで実際の配信効果を測ることが可能になります。基本的には未実施を設定しましょう。

アクションの配信率設定のイメージは下記のとおりです。ただし、セグメントの設定次第で配信母数がある程度(1000回程度)確保されない場合、検証結果を確認できない場合があります。

アクションあり(合計) 未実施
テスト配信 10% 90%
効果検証 50% 50%
成果検証 90% 10%

また、「アクション追加」ボタンから新たなアクションを追加して、複数クリエイティブでどれが効果が良いか測ることも可能です。

対象ユーザー

今回は始めてきたユーザーに対して施策を配信するため、来訪回数を「初めての来訪」に設定します。

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対象イベント

ユーザーがトップページに来たタイミングで接客を表示したいため、配信トリガーを閲覧イベントのパスが/に等しい(※サイトに合わせて変更ください)に設定します。
また初回来訪時に1回だけ表示したいため、配信頻度はユーザー毎にします。

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その他設定

上記設定でやりたい施策の設定は完了しました。この後のスケジュールやオプションは施策に合わせて設定しましょう。

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設定が完了しました。
さあ、実際にユーザーに対して接客を配信してみましょう!


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対象イベント
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