KARTEのプロジェクトはAPIキーで管理されており、各サイトに設置いただく「計測タグ」についてはAPIキーで一意に管理されています。サイトをリニューアルする際には「計測タグ」を載せ替えていただくことで継続して同じプロジェクトで計測が可能ですが、以下数点の注意点がございます。
- ドメイン名が切り替わる場合
- 会員システムが切り替わり、ユーザーIDも切り替わる場合
- タグから送信できるデータが変わる場合
- DOMの情報をカスタムイベントタグで送信していた場合
- タグ設置の切り替え期間
ドメイン名が切り替わる場合
ビジターについてはドメインが切り替わってしまうとその瞬間から別ユーザーとして認識されてしまいます。もしサイトのリニューアル時にドメイン名が切り替わってしまう場合にはビジターデータを引き継ぐことはできません。
また、各種設定で「閲覧ページのURL」や「閲覧ページのホスト」を利用している場合は、ドメイン部分の設定も変更する必要がございます。
会員システムが切り替わる場合
メンバーについては、ユーザーIDによってKARTEではユーザーの行動履歴をひも付けております。ドメインが切り替わってしまってもユーザーIDが変わらなければメンバーについては過去のデータを引き継ぐことができます。メンバーとして認識されるタイミングは、新サイトでユーザータグ設置ページにユーザーが遷移し、ユーザーIDがKARTEに送信されたタイミングとなります。
コンバージョンなどで送信できるデータが変わる場合
タグから送信できるデータ名は揃えておいていただければ、過去のデータを引き継いだ際にそのまま同じデータを加算していくことが可能です。ただし、タグから送信できるデータ名が変わった場合は違うデータとして集計されてしまいますのでご注意ください。
DOMの情報をカスタムイベントタグで送信していた場合
指定していたDOMが変わると今まで取得していたデータの取得はできなくなります。既存で実施していた接客サービスなどに影響がないかは事前にご確認ください。
タグ設置の切り替え期間
タグ設置が重複してしまうと正しい計測を行うことができません。旧サイト、新サイトへの切り替え時にはできる限り旧サイトをクローズしそこのタグを除去した上で新サイトへ切り替えを実施ください。
その他の注意点
セグメント設定 時にサジェストされるURLやパスのデータがしばらくの間古いサイトのデータになります。3日間たつとリフレッシュされるのでお待ちください。