ご注意ください

この記事は、リニューアル後のKARTE Blocksに関する内容です。 現在ご利用のUIが旧バージョンの場合は、リニューアル前のサポート記事をご確認ください。

施策やブロックの設定を自由度高く行うことができる一方で、活用が進み施策数が増えるにつれてご利用者・チームの状況に合わせた運用管理方法を決めていくことをおすすめします。
本記事では、施策を効果的に運用管理していく上でのヒントや参考例をご紹介します。

1. 目的ごとに施策を運用する

一つの施策およびパターンに複数のブロックを紐づけて配信できます。
施策の目的や意図が同じ場合、なるべく一つの施策にまとめてブロックの配信を行うことで、施策数がいたずらに増えて別々の管理となり、煩雑化することを防げます。
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2. 施策の基本情報を活用する

施策には運用管理を行いやすくするための基本情報を入力できます。一定のガイドラインに沿って基本情報を設定することで、目当ての施策を簡単に見つけたり、一覧で抽出しやすくなります。
例: 施策一覧での検索・フィルター
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2-1. 施策名の命名規則を決めておく

施策名は自由に設定・変更することができます。そのため、特にチームで運用する際には、以下サンプルのように一定の命名規則を定めておくと便利です。

補足

命名規則をガッチリ決めすぎると、管理工数が上がって逆に入力手間が増える場合もあります。できるだけ最小限にとどめましょう。

命名規則例 サンプル
(施策目的略称)_(対象ページ略称)_実施内容 新規登録促進_TOP_1st View検証
(対象ページ略称)/ (ブロック配信箇所略称)_実施内容 TOP / ヘッダー_回遊リンク追加
(チーム内での施策管理番号)_(対象ページ略称)_実施内容 202501#1_LP#01_CTA検証

2-2. ラベルを活用する

複数の施策に共通して利用できるラベルを活用することで、命名規則だけではカバーできない多数の情報をもとに施策を検索したり、一覧に抽出できます。

参考: Blocksのラベル管理画面の利用方法と機能概要

ラベル種類(例) ラベル名(例)
運用・管理しているチーム 「担当:UI/UXチーム」
施策の目的 「新規ユーザー獲得」
施策の評価 「勝ちパターンあり」「様子見」「要見直し!」
管理上のステータス 「リーダーのレビュー待機」「下書き中」
施策で配信しているブロックの位置 「グロナビ」「おすすめセクション」

2-3. 施策の説明を入力する

施策名やラベルと異なり、一覧画面などで施策の検索や抽出には利用できませんが、運用時の細かな情報を記録しておくことで、個々の施策の運用管理を行いやすくなります。

概要 設定例
説明 施策に関する情報を記載できます。施策の運用メモを忘れないように残したり、他メンバーに共有したいときに利用します。 トップページで4月中実施する特集ページへのバナーをA/Bテスト。※ 不明点はUI/UXチーム 佐藤まで連絡ください
・4/1 10時に配信開始(元: 20%, A: 40%, B: 40%)
・4/20 10時にCパターンを追加(A: 40%, B:40%, C: 20%)

2-4. ブロックエリアの表示名を記載

施策の基本情報ではありませんが、ブロックエリアの表示名も設定しておくと、施策一覧や施策詳細画面などで確認する際に便利です。

ブロックエリア

ページエディターでブロックを設定・保存すると、ブロック配信する場所は「ブロックエリア」というデフォルトの名称で登録されます。
特に、施策でブロックを配信することが多いページについては、ブロックエリアの表示名を設定しておくと、ブロックブラウザのブロック一覧・ブロック効果画面などで識別しやすくなります。

例: 「ブロックエリア」 → 「メインビジュアル」
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3. 頻繁に確認するページをブックマークしておく

ブロックブラウザでよく確認するページURLをブックマークとして登録できます。
ブックマークを登録すると、ブロックブラウザのトップ画面などから該当ページURLにすぐにアクセスできるようになるほか、そのページURLで配信設定されている施策数や公開ステータスを一目で確認でき便利です。

参考: ブロックブラウザ

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4. 施策をアーカイブする

公開終了した施策のうち、特に再開予定がないものは、積極的に施策をアーカイブしましょう。
施策をアーカイブすると一覧上から非表示でき、アクティブな施策の一覧性を高めることができます。

参照: 施策をアーカイブする