KARTEのタグがバージョンアップします

2015年にサービスをリリースして以降、KARTEのタグやタグによってWebページ上に読み込まれるKARTE JavaScript SDKは、様々な細かい改善を積み重ねてきました。
一方で、KARTEの機能やWebブラウザの機能・シェア等の環境が大きく変化する中、既存のタグの仕組みではカバーできないご要望も増えて参りました。
そのため、今後も皆様に安心してご利用いただくために、KARTEではJavaScript SDKの新しいバージョンを開発、
それを呼び出すための新しいタグ(タグv2)の提供を開始しています。
(すでに2022年8月よりKARTEの利用を開始されたプロジェクトではタグv2をご利用いただいております)

※新しい計測タグをタグv2、旧計測タグをタグv1と言う名称にしております

今後、新しい機能の実装やアップデートは原則的にタグv2をご利用の場合にのみ適用され、現在ご利用いただいているタグv1は2023年9月末をもってサポートを終了する予定でございます。
(以降、計測や接客の配信が停止する可能性がございますので、期限までの移行にご協力をお願いいたします)

移行の対象プロジェクトについて

  • 2022年7月以前にご契約頂いた、ウェブサイトにタグv1を実装しKARTEをご利用いただいているプロジェクト
    • 一部先行してタグv2をご利用いただいているプロジェクトは対象外です
    • 本番環境用途とは別に検証環境用プロジェクトをご利用の場合は、そちらも移行対象となります
  • 2022年7月以前にKARTE for Appをご契約いただき、webviewページのイベント計測をタグv1にてご利用いただいているプロジェクト
    • ネイティブアプリのみのイベント計測をご利用のプロジェクトは対象外です

移行対象の確認方法やページ単位の移行状況の確認方法については以下ドキュメントもご参考ください。
計測タグをタグv2に移行できていないページを特定する

タグv1のサポート終了期限について

タグv1は2023年9月末をもって、サポート終了とさせていただきます。
タグの切り替えについては各社様にてお手数をおかけいたしますが、上記日程を鑑みて実装タイミングをご検討くださいませ。
※上記期限内にどうしても移行が難しい場合や移行方法について質問などがある場合はチャットサポート、もしくは担当サクセスにご連絡くださいませ。

互換タグの動作保証期間について

「互換タグ」については2025年9月末をもって、サポート終了とさせていただきます。

  • 「互換タグ」「カスタムイベントタグv1」は、サポート終了後に機能停止の対応を行います。その機能停止により、以下のような影響が生じます。
    • Webページ上からの全てのイベント計測が停止されます
    • Webページ上に接客サービスを全く配信できなくなります
  • なお、機能停止の対応については、サポート終了後に予告なく行われます。

お手数ですが、互換タグを利用されている場合、互換タグの動作保証期間終了までにカスタムイベントタグのv1からv2への移行を完了するようお願いします。

また、カスタムイベントタグのv1からv2への移行完了後、「互換タグ付き計測タグv2」については互換タグを抜いた通常の「計測タグv2」に移行してください。

タグv2によるバージョンアップ内容

  • ページ上に読み込まれるKARTE用のJavaScriptファイルが軽量化され、ページ読み込みのパフォーマンスが改善されます
  • 今後、タグv2が導入されたWebページでしか利用できないKARTEの機能が増えていきます
  • タグV2とは?も合わせてご覧ください

タグv2により一部機能が使えなくなりますので、ご注意ください

タグv2で現状利用できないアクションテンプレート・シナリオストア

  • 2022/08/15時点では、サードパーティ製ツールとの連携系を除き、利用できないアクションテンプレート・シナリオストアはありません。
  • 弊社以外のサードパーティ製ツールとの連携しているシナリオに関しては動作検証が困難なため確認できておりません。万が一動作しないアクションテンプレート・シナリオストアがございましたらサポートまでお問い合わせください。

KARTE Liveをご利用の場合、v2タグ切り替え後配信の設定方法が変わります

  • v2タグに切り替え後、KARTE Liveの設定方法が変わります。これまで、接客サービスのスクリプト配信で録画対象ページの指定やマスキング条件と設定を行っておりましたが、別途KARTE Liveの設定画面が新設されておりますので、そちらより設定をお願いします
  • 詳細はKARTE Live|[計測タグv2]での活用についてをご覧ください

タグv1からv2への移行手順

  • 詳細はタグv1からv2への移行方法についてをご覧いただきながら、作業をお願いいたします
  • 実装に関するご質問やご不明点がございましたら、チャットサポートにお気軽にお問い合わせくださいませ

タグv2に関する各種ドキュメント