概要
- ドメイン管理機能では、各権限グループ毎に「ドメイン」を設定することができます。
- この場合の「ドメイン」は、URLの一部分ではなく、「領域」を指します。
- 各ユーザー(アカウント)は自分の権限グループに紐付いたドメインを常に一つだけ選択することができます。
- あるドメインを選択している状態で作成された接客サービスは、そのドメインに設定されたセグメントが自動的に付与されます。
- また、ドメイン管理機能をインストールしているプロジェクトでは、あるドメインのアカウントが作成したサービスを他ドメインのアカウントが編集・削除することはできません。
アプリのインストール
本オプションは有料オプションとなります。インストールや料金についてはサポートチームにご連絡ください。
管理者の設定
ドメインの作成
管理者アカウントにて、グローバルメニュー>プロジェクト名が表示されている領域をクリック>組織・プロジェクト設定を選択し、プロジェクト設定画面へ遷移します。
詳細設定>その他設定をクリックすると、プロジェクト設定画面に遷移します。ドメイン
をクリックします。ドメインの追加
をクリックし、表示されたモーダルでドメイン名称とセグメント名称を入力してください。
このドメインを選択している状態でサービスを作成した際に、ここで設定したセグメントが自動的に付与されます。ここで設定されたセグメントは、接客サービス作成時にはまたは
で評価されます(#接客サービス作成時 参照)
権限グループへのドメイン設定
権限グループの種類や作成方法はこちらのページを参照してください。
既存の権限グループにドメインを設定する方法を解説します。
管理者
閲覧者
にはドメインを設定することができません。- そのため、
管理者
はドメインの制限を受けず、全ての接客サービスを編集・削除することができます。 管理者
以外の、ドメインを一つも指定しない権限グループの場合も同様に全ての接客サービスを編集・削除することができます。
編集したい権限グループをクリックします。利用可能ドメイン
のセレクトボックスをクリックすると、利用可能なドメインのリストが表示されます。
その権限グループに付与したいドメインを選択してください(複数選択可)。
各アカウントのドメインの切り替え
ドメインが設定された権限グループに属しているユーザーの場合、グローバルメニューの自身のアイコンをクリック>現在のドメインをクリックすると以下のようなメニューが表示され、ドメインを切り替えることができます。
ドメインが1つしか設定されていない権限グループに属している場合でも表示されます。
また、権限グループに紐付けられた当初はドメインが選択されておらず、そのままでは接客サービスの編集などを行うことができません。
権限グループに紐付けられて一番最初のログイン時はドメインの選択を行ってください。
ドメインによる制御
接客サービス一覧画面
「どのドメインで作成された接客サービスを表示するか」を制御することができます。
画面右上「その他の操作」 > 「表示設定」より、どのドメインで作成された接客サービスを表示するかを指定することが可能です。
デフォルトではアカウントのドメインに応じて接客サービス一覧画面に表示される接客サービスは絞り込まれますが、一度でもここの設定を明示的に保存したことがある場合、以降は自分のドメインを変更しても、保存された表示設定が優先されます。
接客サービス作成時
ドメイン選択状態で接客サービスを作成すると、ドメインに設定されたセグメントが自動的に付与されます。
付与されたこのセグメントはユーザーが削除・編集することはできません。
セグメント・テンプレート・画像の新規作成時
セグメント・テンプレート・画像をドメイン別に管理できます。
ドメイン選択状態でセグメント・テンプレート・画像を作成すると、それらにドメインの情報が自動で付与されます。
セグメント・テンプレート・画像の一覧画面では選択されたドメインに属するもの、またはどのドメインにも属さないものだけが表示されます。
例えば、ドメインAを選択していると、ドメインBで作成したセグメント・テンプレート・画像を一覧画面で見ることはできません。
注意事項
DEFAULTドメインについて
- 下記の接客サービスは、「DEFAULT」というドメインに属するものとして扱われます
- ドメイン機能導入前に作成されたもの
- 管理者が作成したもの
- 「DEFAULT」ドメインの接客サービスを別ドメインに移行することはできません。別の接客サービスとして複製してください
ドメイン管理機能による編集の制限を受けないケース
- 下記については、ドメイン機能によって制限されません
- 全ての接客サービスの「閲覧」
- 他ドメインで作成されたものも含む
- 「DEFAULT」ドメインに属する接客サービスの「編集」
- 接客サービス内のアクションの「編集」
- 全ての接客サービスの「閲覧」
その他
- 過去の自分が設定した接客サービスでも、ドメインが違う状態で作成されていた場合、編集することはできません
- その場合はサービス作成時のドメインへの切り替えを行ってください。
- 他ドメインで作成したサービスでも複製は可能です。その場合複製先のサービスには複製を行ったユーザーのドメインが記録され、そのドメインのセグメントが付与されます。
よくある質問
Q. 「管理者」アカウントなのに接客サービスの作成等に失敗します
- 自アカウントで利用するドメインが選択されているかを確認してください
- 「管理者」アカウントの場合は、「DEFAULT」ドメインを選択する必要があります
- ドメインの選択方法は、上記「各アカウントのドメインの切り替え」をご覧ください