本ドキュメントは2022年5月1日以降に新規KARTEプロジェクトを開設したお客様が対象となります。
イベント定義を元にアプリに実装したイベントがKARTEに送られているか必ず確認してください。
イベントを「解析する」かどうかを決定する
イベントが送信された後は自動的に「対応未設定」となります。「解析する」に変更しない限りセグメント条件や配信トリガーに利用できないため、必ずこの手順を実施してください。 なお、イベントを解析する、計測しないなどの状態の詳細についてはイベントのライフサイクルを参照ください。
送信されたイベント名やデータ型を確認する
グローバルメニュー > すべてのプロダクト > Insight > イベントをクリックします
対応未設定のラベルがついたものが確認が必要なイベントとなります。
イベントを選択>スキーマよりイベントのスキーマを表示します。
スキーマで表示されるフィールドの型と値がイベント定義書通り送信されているかをチェックしてください。
イベントを「解析する」に設定する
イベントのスキーマに問題が無く、セグメント解析や配信トリガーにも活用するものであれば、
下記画像の通り、「解析する」を選択してください。これにより以降送信されたイベントが解析されるようになります。
なお、実装ミスなどで想定外のイベントが飛んでいて、KARTE上で利用しないことが確実なイベントは「計測しない」に変更してください。「計測しない」イベントは以降の解析も計測も行われません。
イベントが解析できることを確認する
イベントを「解析する」に変更後はアプリから再度イベントを送信して正しく解析されるか確認しておきましょう。
管理画面から自分に該当するユーザーを探す
まずは自分のアプリ操作で送信されたイベントデータのチェックをするための準備をします。
詳細は自分を探す」(アプリ)機能を使うを参照ください。
ユーザーリストから自分を見つけたら「ラベル」にて「テストユーザー」等識別できるラベルを作成します。
テストユーザーのセグメントを作成するため、グローバルメニュー > すべてのプロダクト > Insight > セグメント > セグメントを作成をクリックし、上記で作成したラベルがつくユーザーを指定してセグメントを作成します。
例 すべての期間 > 手動ラベル > ラベルの > 直近30件が > 自分 > に等しい
セグメント作成後に、再度アプリを操作して発生するイベントのデータを表示します。
イベント時点のセグメントで「自分」のセグメントに所属したことを確認してください。
イベント送信タイミングを確認する
イベント名をクリックすると、ユーザーストーリー画面に遷移することができます。
ユーザーストーリー画面において、すべてのイベントを有効にして、適切なタイミングでイベントが発生しているか、異常な頻度で送信されているイベントが無いかをチェックしてください。
イベントが解析されているか確認する
送信したイベントが正しく解析されたかどうかを確認します、ここでは2つの方法を紹介します。
1. ユーザーデータを参照する
ユーザーに紐づく統計値が計算されたことからイベントが解析されたことを確認する方法です。
ユーザーストーリーのサイドバーからユーザーのすべてのデータを確認します、確認方法は以下を参照ください。
https://support.karte.io/post/7H8wFlIqBAzfLVJfPRiKWr
「すべてのユーザーデータ」に表示されるイベントは解析されたイベントとなります。
イベント定義書を照らし合わせて必要なイベントが解析されていることを確認してください。
2. 個別のイベントのスキーマを参照する
個別のイベントのスキーマからdateフィールドのサンプル値が設定されていれば、解析されたと判断できます。
イベントスキーマの表示方法は以下を参照ください。
https://support.karte.io/post/5jHHq0w4nB4RxG5sxZ1Rb7#1-1
テスト配信を行う
テスト用のアプリ内メッセージを配信する
上記の「管理画面から自分に該当するユーザーを探す」で作成したセグメントに対し、テストで接客サービスを実際に配信して確認します
詳細は、接客サービス(アプリ内メッセージ)をご確認ください。
テスト用のプッシュ通知を配信する
- FCMトークンが紐付いているか確認します plugin_native_app_identify>fcm_token
- subscibeがtrueになっているか確認します plugin_native_app_identify>subscribe>true
- 上記問題なければ実際に接客サービスを配信して確認しましょう
詳細は、アプリプッシュの設定方法をご確認ください。
本番環境にイベントをインポートする
検証用プロジェクトで全イベントの検証完了後は、イベントをエクスポートして本番環境にインポートしましょう。
詳細は、イベントエクスポート・インポートを参照ください。