ジャーニーのエントリーターゲット判定後「2つめ以降の接客」配信タイミングにおける、考え方を記載しています。

最初の接客に関しては、エントリーターゲット判定後最初の接客に関する配信タイミングをご参照ください。

配信タイミングの考え方

「接続ロジックの判定期間」「接客の配信タイミング」 を組み合わせ、配信タイミングを設定します。詳細は以下に記載しています。

配信予測機能も併せてご活用ください。

接続ロジックの判定期間と配信タイミングの関係

接続ロジックでは、前の接客配信後「判定期間内に特定のイベントが発生した / しなかった」という条件が指定できます。

「1日以内」を指定した場合、前の接客配信から「24時間以内」のイベント発生有無を判定します。判定期間が指定できない条件（例：クリックした）の場合は、一律1日（24時間）以内になります。

接続ロジックの条件を満たしたユーザーに対し、指定した接客配信タイミングで、次の接客が配信されます。接続ロジックの条件に応じて、以下のように接客の配信タイミングが変わります。

「条件なし」の場合

• 前の接客配信を起点に、 指定した接客の配信タイミングで、次の接客が配信されます。

「特定のイベントが発生した / クリックした」の場合

• 特定のイベント発生を起点に、 指定した接客の配信タイミングで、次の接客が配信されます。
• 各ユーザーの行動タイミングによって、配信タイミングは変化します。

「特定のイベントが発生していない / クリックしていない」の場合

• イベントが発生しなかったことを起点に、 指定した接客の配信タイミングで、次の接客が配信されます。
• 判定期間が経過した翌日の日次バッチ判定（1:30〜6:00）で、指定した期間内にイベントが発生していないユーザーが次の接客の配信対象となるため、配信タイミングは一律です。

ご注意ください

ターゲット配信を用いた接客（SendGrid経由のメール・プッシュ通知・LINEなど）については、配信タイミングを「N時間後以降」に設定した場合、最大1時間ほどの遅延が発生する場合があります。

なお、接客サービスに「配信トリガー」「スケジュール」を設定している場合は、上記の「配信タイミング」以降にそれらの条件を満たしたタイミングで配信されます。

参考）「配信トリガー」「スケジュール」の設定

ケース別具体例

設定の組み合わせごとの具体的な配信タイミングを説明します。

例1：接続ロジック「条件なし」・配信タイミング「すぐに配信」

接客配信を起点 にして、すぐに次の接客が配信されます。

接客配信タイミング「N時間後以降」の場合も、基本的な考え方は同じです。

例2：接続ロジック「条件なし」・配信タイミング「1日後以降」

接客配信を起点に、その1日後に次の接客が配信されます。
日次バッチ判定 (深夜1:30〜6:00に実行) で、前日までに接客が配信されたユーザーを抽出し、次の接客が配信されます。

接客配信タイミング「N日以降」の場合は、基本的な考え方は同じです。

例３：接続ロジック「1日以内に購入が発生した」・配信タイミング「すぐに配信」の場合

接客配信後1日以内の購入イベント発生を起点 に、すぐに次の接客が配信されます。

接客配信タイミング「N時間後以降」の場合も、基本的な考え方は同じです。

例４：接続ロジック「1日以内に購入が発生した」・配信タイミング「1日後以降」の場合

接客配信後1日以内のイベント発生を起点に、その1日後に次の接客が配信されます。

日次バッチ判定 (深夜1:30〜6:00に実行) で、前日までに接客が配信された且つ指定した期間内にイベントが発生したユーザーを抽出し、次の接客が配信されます。

接客配信タイミング「N日以降」の場合は、基本的な考え方は同じです。

例５：接続ロジック「1日以内に購入が発生していない」・配信タイミング「1日後以降」の場合

接客配信後1日間イベントが発生しなかったことを起点に、 その1日後に次の接客が配信されます。

日次バッチ判定 (深夜1:30〜6:00に実行) で、接客配信から24時間以上経過且つ指定した期間内にイベントが発生しなかったユーザーを抽出し、次の接客が配信されます。

接客配信タイミング「N日以降」の場合は、基本的な考え方は同じです。※「発生していない」条件では「すぐに/N時間後以降」の接客配信タイミングは選択できません