カゴ落ち施策やポイントの有効期限リマインドなど、一定の条件に合致するユーザーに対して何度も同じジャーニーを表示したい場合に、「ユーザーの再エントリーを許可する」という設定が可能です。
再エントリーするためには、ユーザーはジャーニーを都度終了する必要があります。
注意点
- 「エントリーターゲット」の「判定タイミング」が「リアルタイム」の場合は、ジャーニーへの再エントリーを許可することはできません
- 再エントリーをさせたい場合は、「エントリーターゲット」の「判定タイミング」を「定期実行」にするか、ジャーニー自体を新たに作り直して下さい
ジャーニーが終了する場合
エントリーに一度入ったユーザーは、以下の条件に合致した場合にジャーニーから抜けます。(ジャーニー終了)
- 「ゴールしたユーザーを外す」オプションにチェックが入っているジャーニー上で、ゴールした場合
- ジャーニー上の条件判定と接客の配信が全て完了した場合
再エントリーを許可する設定方法
一度ジャーニーのエントリーに入り終了したユーザーに対して、再度エントリー条件が合致した場合に同じジャーニーに入ることを許可することができます。
- ジャーニーを新規作成
- エントリーターゲットの編集
- 判定タイミングを「定期実行」にし、「ユーザーの再エントリーを許可」にチェック
ジャーニーが終了しない場合
ユーザーは都度ジャーニーを終了しなければ、再エントリーの対象とはなりません。
1. ジャーニー上の条件判定にいずれも合致しなかった場合
たとえばポップアップをクリックした人に対して、次のポップアップを表示するというジャーニーを作成した場合、最初のポップアップをクリックしなかった人は条件に合致しないため、ジャーニー内にとどまり続けることになります。
2. 並列パスすべての条件に合致しなかった場合
並列パスを利用しながら接続ロジックが排他的な設定の場合、並列で設定された接客の一部が配信されずに、ユーザーはジャーニー内にとどまり続けることになります。
たとえば、並列パスで「クリックする」と「クリックしない」で設定した場合に、クリックしたユーザーは赤い枠の接客が配信され、青い枠の接客は配信されません。
正しい設定は下記のとおりです。
- 上記の場合において、「ゴールしたユーザー」をチェックしている場合には、ジャーニー内にとどまり続けている場合にもゴールイベントが発生したらジャーニーが終了した事となり、再エントリーが可能になります。
- エントリーからユーザーがジャーニーを終了せずに30日間経過すると、自動的にジャーニーから除外され、その後再エントリーはされません。