KARTE for Appに不具合があった場合、まずは下記トラブルシューティングやFAQをご確認ください。
SDKに関連した事象の場合、問題が再現する最小構成のXcodeやAndroid Studioのプロジェクトを共有いただくと調査がスムーズに進みます。ご準備を検討ください。
問題が解決しない場合は当ページの調査に必要な情報をご準備ください。
管理画面上のチャットサポートからお問い合わせいただけます。
準備いただく情報について
通常のお問い合わせ時は、まず下記1. 事象についての情報,2. プロジェクト情報、管理画面URLの情報をご共有ください。
SDKやネイティブアプリ側の動作に関わる事象の場合、3. ソースコードやビルド環境、ログ,4. ブリッジSDKの調査に必要な情報の情報についても追加で共有を依頼することもあります。
(※当初からSDKやネイティブアプリの動作に関わる事象と判明している場合は、最初から共有頂いても問題ありません)
React Native/Flutter/Cordova/UnityのブリッジSDKをご利用中の場合は、ブリッジSDKの調査に必要な情報もご準備ください。
1. 事象についての情報
1-1 事象について
- 事象の内容
- 可能な限り詳細にご説明ください。
- 事象を解決したい背景も合わせてご説明ください。
- 本来期待する動作
- 事象の報告のみでは、本来期待する動作について齟齬が生じる場合もあります。事象と合わせてご説明ください。
1-2 事象の性質について
- 事象の内容で説明されていない場合は、下記もご共有ください。
- 事象が検証環境、本番環境のいずれか、もしくは双方で発生しているか?
- 事象が特定のユーザでのみ発生するか、複数のユーザーで発生しているか?
- 事象が再現する頻度
- 事象が再現する方法
- どのような手順で操作をすれば事象が再現するかをご説明ください。
1-3 事象発生時の動画/スクリーンショット
- 再現時の動画/スクリーンショットをご共有ください。事象によっては手元やタップ箇所が判別できる状態での撮影が望ましいです。
- 可能であれば、ストーリー画面のURL、動画を撮影した時刻、user_id or visitor_idも合わせて共有ください。
1-4 事象発生時の端末の状態
以下を全てご共有ください。
- OSバージョン
- iOS 10.0.1といったOSバージョンを想定しています
- 端末のモデル
- iPhone X, iPhone 6といった端末のモデルを想定しています
- ネットワーク環境
- 社内ネットワークでのみで発生する等あればご報告ください
- 通信状況
- Wi-fi、3G、機内モード、通信が不安定な場合等の状況があればご報告ください
- ストレージ容量、空きメモリ、発熱状況、OSのroot化、Jailbreakの有無など
2. プロジェクト情報、管理画面URL
2-1 事象が確認できる管理画面のURL
- 事象が発生している、または比較対象となる本番環境、検証環境のURLをご共有ください。
2-2 (接客サービスに関連する場合)接客サービスのURL
- 接客サービスに関連する事象の場合は、接客サービスのURLもご共有ください。
2-3 ユーザーストーリーのURL
ユーザーに関連する事象の場合は、ユーザーストーリーのURLと事象発生日時(00/00 00:00:00)をご共有ください。
また事象が再現する特定のタイミングが確認できると調査を進めやすいため、可能であればイベントを指定したURLをご共有ください。
該当イベント発生時のURLはユーザーストーリーの各イベント右側の共有ボタンよりコピー可能です。下記スクリーンショットも合わせてご確認ください。
もし正しく動作するケースがあれば、比較のために正しく動作しない/するユーザー両方のURLをご記載ください。
3. ソースコードやビルド環境、ログ
3-1 SDKバージョン
利用中のSDKのバージョンを2.10.0のような形式で全て記載ください。
バージョンの確認方法はmodule_infoについてからご確認ください。
iOSの場合の記述例
- KarteCore x.x.x
- KarteCrashReporting x.x.x
- KarteInAppMessaging x.x.x
- KarteRemoteNotification x.x.x
- KarteVariables x.x.x
- KarteVisualTracking x.x.x
- KarteUtilities x.x.x
- Androidの場合の記述例
- core x.x.x
- inappmessaging x.x.x
- notifications x.x.x
- variables x.x.x
- visualtracking x.x.x
- Karte Gradle Plugin x.x.x
3-2 事象が再現するソースコード
※開発者側へご依頼頂く内容です。念のため権限的にPLAID側への共有が可能か否かはご確認ください
※共有時には不必要な接続情報等が含まれないよう十分注意してください
- 事象が再現するアプリのソースコードとビルド方法をご準備の上で共有ください。
- PLAID側で事象の再現を伴う調査ができない場合は調査が難航する場合もあるため、ビルド可能な形式が望ましいです。
- 全体の共有が困難な場合は、最低限事象の再現が可能な内容をご用意ください。
3-3 ネイティブアプリのビルド環境
※開発者側へご依頼頂く内容です。
iOSで必要な情報
- ビルド時のエラーメッセージ(もしくはエラーが再現するプロジェクトファイル) - macOS / Window OS などホストOSのバージョン - Xcodeのバージョン - CocoaPods / Carthageのバージョン - Podfile.lock / Cartfile.resolved / Package.resolved
Androidで必要な情報
- ビルド時のエラーメッセージ(もしくはエラーが再現するプロジェクトファイル) - Android Studioのバージョン - Gradleのバージョン - Android Gradle Pluginのバージョン - build.gradle
3-4 動作ログ/クラッシュログ
※開発者側へご依頼頂く内容です。
新規で事象を再現させているタイミングでのSDKの動作ログとクラッシュログをご準備ください。ログ取得方法は下記をご確認ください。
また可能であればログを取得したユーザーのuser_id or visitor_id、ログ取得時刻等についても共有ください。
- 動作ログ(不具合調査時のログレベルはverboseでの取得を推奨します)
- クラッシュログ
4. ブリッジSDKの調査に必要な情報
ブリッジSDKをご利用中の場合は、以下の情報も必要となります。
React Native
コマンド出力が必要なものについては、記載のコマンドを参考に出力された情報をご共有ください。
- package.json / package-lock.json / yarn.lock
- npm/yarnの利用有無とバージョン
npm -v
/yarn -v
react-native info
の実行結果
Flutter
コマンド出力が必要なものについては、記載のコマンドを参考に出力された情報をご共有ください。
- flutterのバージョン
flutter --version
- pubspec.yml / pubspec.lock
- flutter doctor -v の結果
Cordova
記載のコマンドを参考に、出力された情報をご共有ください。
- Cordova CLI のバージョン
cordova -v
- Cordova platform のバージョン
cordova platform ls
- プロジェクトにインストールされているプラグインとバージョン
cordova plugin ls
- Node JS バージョン
node -v
Unity
- Unityバージョン
- 同時に導入している3rd partyライブラリの名称