前提として、KARTE for App SDK ご導入の際はviewイベントの実装を推奨しております。
本記事ではviewイベント未実装により発生しうる問題を列挙しました。
リスクを確認頂いた上で可能な限りviewイベントを実装いただくようお願いいたします。
viewイベントを実装しないことで起きる問題
viewイベントを実装しないことにより、以下の問題があります。
アプリ内メッセージが画面遷移時に非表示にならない場合がある
アプリ内メッセージは、SDKがアプリの画面遷移を判定した場合及びviewイベント発生時に非表示になります。
そのため、SDKが画面遷移を判定していないが、アプリでは遷移したとして接客を非表示にしたい場合にviewイベントの実装が必要です。
SDKが画面遷移を判定する条件については以下をご参考ください。
iOSの場合 Androidの場合意図しない画面で接客が表示される場合がある
ユーザー端末側での通信環境により、KARTEの接客配信がされる前に別ページに遷移するケース(起動直後に0.X秒でタブを押して別ページを開く、など)において、別ページで配信される可能性があります。セッション数や滞在秒数に影響がでる場合がある
詳細はviewイベントに関するこちらのFAQを参照ください。viewイベントに依存したストーリー画面の描画が行われない
ユーザーストーリー画面にviewイベントを画面名とともに表示する機能が活用できなくなります。viewイベントに依存した一部の機能に影響がでます
- リテンションリポートや一部のレポートでは再来訪判定がviewイベント依存のため分析結果に影響がでます。
- 最終来訪からの経過時間はviewイベントを基準に算出されます。