このページでは、KARTE Blocksの管理画面におけるライブ連携機能についてご案内します。

本機能は限定公開中のβ版で、一部のお客様にのみ試験的にご提供しています。一般公開β版の提供まで今しばらくお待ちください。(※ 一部の旧ご契約プランではご提供対象外です)

不具合などのリスクが相対的に高く、また、今後機能内容、仕様やUIが大幅に変更になる可能性がありますのでご了承ください。

ライブ連携機能とは

KARTE Liveで取得したデータを元に、KARTE Blocksで登録・配信しているブロックがどのようにユーザーに閲覧されたか、来訪セッション時のサイト閲覧の実際の様子を管理画面内の動画プレーヤー上で再現・確認できる機能です。

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オススメの活用方法

1. ブロックが正しく配信されているか確認する

新しくブロックを配信したら、一定時間が経ってからライブ連携機能を利用してみましょう。
ブロックをエディター上で編集していた時には気づきづらい問題を早期に発見し、すぐに配信内容を調整して対処することができます。

チェックしたい項目の例 ブロック編集時には気づきにくい、注意したいケースの例
ブロックが意図通り配信されているか 画面幅が異なる一部のデバイスだと、表示崩れが起きてしまっている
不具合などは発生していないか ブロックをクリックしても正しく遷移できない
サイトの他要素と合わせて違和感がないか 別のエリアで登録・配信していたブロックも合わせて表示されているが、内容が一貫していない

2. 配信結果に繋がった要因や次の改善に向けた仮説を立てる

配信条件/パターンごとにゴール率やリフトアップ率、ブロックごとのクリック率など、定量データから配信結果を確認してみると、当初の予測や仮説とは異なる結果が示されることも少なくありません

その際、ライブ連携機能を利用し、配信したブロックがどのように閲覧されていたか、ユーザーの行動に影響したか確認してみましょう。
定量的な結果数値に加えて定性的な発見情報を掛け合わせることで、配信結果に繋がった具体的な要因について仮説出ししやすくなったり、今後につながる気づき・学びを得ることができます。

具体的なシーン ライブ連携機能で得られる(かもしれない)、気づきの例
😫A/Bテストの結果、イチオシのバナーを使ったパターンが負けてしまった... 💡スクロールを止めて見られてはいるが、バナーがクリックできることに気づかれてなさそう...?
🧐ブロックのクリック率は高いのに、ゴール率が低い 💡遷移先ですぐに離脱されることが多い! ブロックの訴求内容と、クリックして遷移した先のページでギャップがあるのかも...?
😳トップページのおすすめ特集紹介エリアの配信結果をユーザー別に分析。初回来訪のユーザーのリフトアップ率が予想以上に高い! 💡初回来訪ユーザーは一度サイトを回遊してから、トップページに戻ってきて特集エリアを再度確認してくれている人が多そう?

(事前準備) ライブをセットアップする

すでにKARTE Liveを利用している場合

すでにKARTE Liveを利用している場合はセットアップが完了しています。
現在の録画スクリプトの配信ページ設定やマスキング設定を確認・調整し、KARTE Blocksで管理しているページや配信しているブロックを確認できるようにしましょう。

これから利用する場合

以下のサポートサイト記事を元に、セットアップしてください。
※ ご契約時点でライブのインストールは完了しています。

Tips・注意点

録画スクリプトの配信ページ設定

以下の通りクエリパラメータで除外条件を設定することで、KARTE Blocksの管理画面内の操作やプレビュー時に発生するサイトのアクセスについて、録画トラッキングの対象外とすることができます。

クエリ文字列 > 次を含まない > 「krt_blocks_skip_builderjs=true」

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ライブ連携機能用のアカウント権限設定

ライブ連携機能を利用する権限は、「KARTE Live」に関する権限設定を踏襲します。
アカウントの権限グループの権限設定にて、KARTE Liveの「動画の閲覧」を許可してください。

参考: アカウントの権限設定

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権限がない場合、KARTE Blocksの各管理画面からの導線(人型アイコン)は表示されません。

その他の注意点

  • ライブ連携機能の対応ブラウザ・環境は、KARTE Liveに準じます。
  • ご契約プランによって、提供機能や記録できるデータ量が異なります。
    • KARTE Blocksのみをご利用 (KARTE未契約)の場合、以下のような制限があります。
      • ユーザーストーリー機能などKARTE Insightの分析機能はご提供していません。
      • ライブ録画対象の全体セッションに対して、一定割合のみデータ記録(サンプリング)します。

KARTE Blocksの各画面から、ライブ録画を再生できるユーザー一覧を確認する

KARTE Blocks内の以下の各画面から、ライブ動画を再生できるユーザー一覧をモーダルで表示します。
モーダル表示前に各画面で設定した集計期間を参照し、該当期間内のイベントデータに基づき、表示するユーザーを絞り込むことができます。

契約プランによってはデータサンプリングしているため、条件に合致する一部のユーザーのみ表示されます。
データを記録してからユーザー一覧に表示されるまでタイムラグがあります(目安として数分以内に表示)

配信条件一覧画面

配信条件の各パターンについて、訪問UUのカラムに表示されたアイコンをクリックしてユーザー一覧を表示します。

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検索で使用できる条件 詳細 備考
ゴール 選んだパターンが配信された後、期間内に任意のゴールに到達したユーザー ゴール機能(β)で設定したゴールのみ対応、旧ゴールは非対応です
Blocksセグメント 選んだパターンが配信された際に、該当のBlocksのセグメントに該当していたユーザー 期間内に複数回パターンが配信された場合、最も新しいタイミングの情報を参照します
Insightセグメント 選んだパターンが配信された際に、該当のInsightのセグメントに該当していたユーザー 期間内に複数回パターンが配信された場合、最も新しいタイミングの情報を参照します
ユーザーの操作 選んだパターンに紐づけているブロックをどれか1つでもクリックした、もしくはいずれもクリックしていないユーザー ・参照:ブロックのクリックが計測される条件
・期間内に複数回パターンが配信された場合、どれか1回でもクリックした、もしくは1回もクリックしていないユーザーに絞り込みます

ブロックリスト画面

オリジナルブロックおよび配信ブロックについて、表示UUのカラムに表示されたアイコンをクリックしてユーザー一覧を表示します。

該当のブロックを実際に表示したユーザーが最初に絞り込まれます。
詳しくは、ブロックの表示が計測される条件をご確認ください。
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検索で使用できる条件 詳細 備考
ゴール 選んだブロックが表示された後、期間内に任意のゴールに到達したユーザー ゴール機能(β)で設定したゴールのみ対応、旧ゴールは非対応です
Blocksセグメント 選んだブロックが表示された際に、該当のBlocksのセグメントに該当していたユーザー 期間内に複数回パターンが配信された場合、最も新しいタイミングの情報を参照します
Insightセグメント 選んだブロックが表示された際に、該当のInsightのセグメントに該当していたユーザー 期間内に複数回パターンが配信された場合、最も新しいタイミングの情報を参照します
ユーザーの操作 選んだブロックをクリックした/していないユーザー ・参照:ブロックのクリックが計測される条件
・期間内に複数回ブロックが表示された場合、どれか1回でもクリックした、もしくは1回もクリックしていないユーザーに絞り込みます

ライブ録画を再生する

ライブ録画を再生したいユーザーを選び、アイコンをクリックするとライブプレーヤーが起動します。
機能詳細は、詳細記事:KARTE Live|動画再生画面(プレイヤー画面)をご覧ください。

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