KARTEに対してデータ入力を行う機能および、KARTEからデータ出力が行われる機能における期待動作値、動作上限値は以下の通りとなります。

定義

期待動作値

KARTEが正常に可動している状態において、期待することのできる動作速度や動作量
(ただし、この値での動作を保証するものではなく、あくまでも目安となる数値です)

動作上限値

KARTEが正常に可動している状態において、動作制限が行われる(可能性のある)動作速度や動作量
(KARTEの稼働状況によっては、この値を超えた場合にすぐさま動作制限が実施されるわけではありません。動作制限が行われる可能性のあるライン、だとお考えください)

Tracking

Web

期待動作値
1,000イベント/sec ※1
動作上限値
5,000イベント/sec ※1

App

期待動作値
1,000イベント/sec ※1
動作上限値
5,000イベント/sec ※1

※1 Web、App、サーバーサイドAPIの合計値を対象とします

サーバーサイドAPI

サーバーサイドAPI単体の制限に関しては、Developer PortalのAPI 制限 > リクエスト制限をご参照ください。

ターゲット配信

1配信における配信通数が30万通を超える場合、配信途中で強制的に処理が中断される可能性があります。
30万通以内となるように、配信対象を調整してください。

メール

期待動作値
100通/sec
動作上限値
30MB/1通(メールの容量。添付ファイル含む)
30万通/1配信

LINE

期待動作値
100通/sec
動作上限値
フィールドごとに文字数やサイズの制限があります。詳細はLINE側の仕様をご確認ください。
https://developers.line.biz/ja/reference/messaging-api/
30万通/1配信

NativePush

期待動作値
100通(※1)/sec
動作上限値
4KB/1通
30万通/1配信

※1 KARTEがFirebaseに送信リクエストを行った時点で送信の成否は問わず1通とカウントされます。

SMS

期待動作値
5通/sec
動作上限値
1600文字/1通(ただし、一定長を超える長さの本文については、複数のメッセージに自動分割されます)
30万通/1配信

Datahub

データインポート(GCS)

期待動作値
40,000レコード/sec

データインポート(S3)

期待動作値
3,000レコード/sec

データエクスポート(GCS)

期待動作値
40,000レコード/sec
(前処理となるクエリ実行時間を除く)

データエクスポート(S3)

期待動作値
3,000レコード/sec
(前処理となるクエリ実行時間を除く)

なお、Datahubに関しては、契約内容に応じた保存量等が定められています。
また、データの保存先である Google BigQuery の各種制限が適用されます。
https://cloud.google.com/bigquery/quotas

※配信通数が大きいほど期待動作値と近い性能で処理されます。実際には配信通数に関わらず2~10分程度の時間が固定でかかるため、配信通数が数件であっても即座に配信が完了することはありません。