シーンモーダルとは?
シーンモーダルは行動チェーンで設定したステップの発生頻度・間隔を複数セッション間をまとめて見ることができる機能です。
ユーザーストーリーで可視化されるセッション内個別イベントログよりも俯瞰した状態での分析が可能です。
アクセス方法
行動チェーンの集計結果画面で表示されるユーザーのリストをクリックするとモーダルで表示されます。
画面
機能詳細
1. ユーザー情報
- ユーザー情報
- ユーザータグを使用している場合:user_id,name,emailフィールドのいずれかの値が表示されます
- nameフィールドを送信している場合はnameフィールドの最新の値が優先されます
- ユーザータグを使用していない/ビジターの場合:ビジターIDが表示されます
- ユーザータグを使用している場合:user_id,name,emailフィールドのいずれかの値が表示されます
2. ユーザー切り替え
条件にマッチした前後のユーザーに切り替えることができます
シーンモーダルを閉じずにユーザー間の比較や探索が可能です。
また、xボタンでシーンモーダルを閉じることができます。
3. シーンサマリー
行動チェーンで設定したゴールとステップ(A~E)が、
対象期間内でどの程度、どのタイミングで発生していたかを確認できます。
横軸の時系列バーチャート内でイベント発生のタイミングでゴールアイコンやA,B,Cのマークが表示されます。なお、色が付いているもの・付いていないものは以下の定義で管理されます。
- 色付きのイベント: 設定した行動チェーン通りの順序で発生している分岐点イベント(※)
- グレーのイベント: 設定した行動チェーン通りの順序以外で発生している該当イベント
※分岐点イベントについて
行動チェーンのステップ順序通りに発生したイベントを時系列に繋いだ時、先頭ステップから終端ステップまでの経過時間が最も短くなるイベントを各ステップから1つずつ選出しています。これを分岐点イベントと表記しています。
したがって、分岐点イベントはゴール,A~Eで1つずつとなります。
それ以外の該当イベントはグレーで表示されます。
4. 分岐点イベント以外の表示制御
右端の目アイコンから、分岐点イベント以外の該当イベントを下部の「マッチしたシーン」で表示するかどうかを切り替えられます。
5. マッチしたシーン(1)
マッチした該当セッションのシーンが表示されます。
表示される内容は以下の項目です。
- セッションの開始時間
- セッション内の閲覧イベント数
- セッション開始〜終了までの経過時間
- 表示されるイベント
- セッション開始時の閲覧イベント
- 該当シーンの「直前」の閲覧イベント
- 該当シーンのイベント
- 該当シーンの「直後」の閲覧イベント
- セッション終了時の閲覧イベント
表示されたイベント部分を選択するとユーザーストーリーモーダルが開きます。
KARTE Liveを利用中かつLive動画が取得できているイベントの場合は、右端に再生アイコンが表示されます。こちらから直接該当シーンの動画を再生することも可能です。
6. マッチしたシーン(2)
シーンモーダルでは時間軸は上部から下部に流れていきます。
したがって、下部にいくほど最新のセッションということになります。
セッション間では前後のセッションの間隔時間が表示され、どのくらい間が空いて次のセッションに至ったのかを把握することができます。