- 利用に際し、カスタムURLスキームの設定とSDKモジュールの導入が必要です
- 本機能で閲覧できるイベントは、Native SDK経由で送信されたイベントのみです
- 現在、クロスプラットフォームでの開発フレームワーク(例:Flutter、React Nativeなど)には対応しておりません
機能概要
KARTE for Appをお使いの場合に、Native SDK経由で送信されたイベントをリアルタイムで手軽に確認できる機能です。
ユーザーストーリー画面でも同様にイベントを時系列で閲覧できますが、本機能ではリアルタイムの反映によってより閲覧しやすくなります。イベント送信状況や接客配信状況の確認にご活用ください。
なお、本機能で表示されるイベントは、Native SDK経由で送信されたものに限定されます。タグ・API・WebViewを経由して送信されたイベントは、本機能内では表示されないことにご留意ください。
利用前の準備
利用においては、各OSごとに以下の2つの対応が必要です。
1. カスタムURLスキームの設定
KARTE独自のカスタムURLスキームを処理する実装を行ってください。
詳細については、下記のDeveloper Portal記事をご覧ください。
下記、いずれかの機能を既に利用されている場合、カスタムURLスキームの設定は完了している状態です。
2. Native SDKのモジュールインストール
Native SDKの下記のモジュールを導入してください。
- iOS:
KarteDebugger
- Android:
debugger
詳細については、下記のDeveloper Portal記事をご覧ください。
モジュールのインストール状態は、ユーザーストーリー画面上で任意のイベントのデータ詳細から確認できます。
app_info
フィールド内にあるmodule_info
にモジュール名が含まれていればインストール済みです。詳細はこちらをご確認ください。
モジュールがインストールされる以前に計測されたイベントには、モジュール名が含まれないことにご留意ください。
利用方法
管理画面から「すべてのメニュー」 > 「Tag / SDK Manager」の「SDKイベントデバッガー」を選択してください。
ペアリング手順
1. アプリのカスタムURLスキームを登録する
タブからイベントを閲覧するOSを選択後、アプリを起動するためのカスタムURLスキームを入力し、保存してください。
2. QRコードを読み込み、端末をペアリングする
アプリがインストールされている端末で画面に表示されたQRコードを読み込み、ペアリングしてください。
ペアリングが完了すると、自動的にイベントのトラッキングが開始します。
ペアリングの状態は、画面右上に表示されます。
イベント閲覧手順
1. 端末を操作して、イベントを発火させる
ペアリングした端末で操作を行うと、Native SDK経由で送信されたイベントが画面上に表示されます。タグ・API・WebViewを経由して送信されたイベントなどは表示されません。
「ユーザーストーリーを確認」をクリックすると、ユーザーストーリー画面に遷移できます。
2. イベントの詳細を閲覧する
イベント一覧で各イベントをクリックすると、イベントに紐づくフィールド名とフィールド値の詳細が表示されます。
コピーボタンより、json形式のデータ詳細をクリップボードにコピーできます。
3. 端末のペアリングを停止する
イベントの閲覧が完了したら、「ペアリング停止」ボタンから端末のペアリングを停止してください。
最新のイベント発火から約3分が経過すると、自動的にペアリングは停止されます。
ペアリング停止後に再接続する場合は、再度ペアリングしてください。
イベント表示
イベント一覧
閲覧(view)イベントの表示項目
- イベント表示名(設定している場合)
- イベント名
view_name
フィールドの値title
フィールドの値- 送信日時
その他のイベントの表示項目
- イベント表示名(設定している場合)
- イベント名
- 送信日時
イベント詳細
- 個人情報関連イベントの詳細は確認できません。個人情報関連イベントについては、こちらをご参照ください。
- 画面に表示されたイベントは保存されません。閲覧したイベントを共有したい場合は、データ詳細(json形式)のコピーや画面キャプチャを取得してください。
表示項目
- イベント表示名(設定している場合)
- イベント名
- データ詳細 (json形式)
- イベントに紐づく、フィールド名・フィールド値が表示されます。