概要

キャンペーンレポートは、KARTE Messageで配信したキャンペーンの効果を集計したレポートです。

配信状況やコンバージョンといったキャンペーンの効果を確認できます。

キャンペーンレポートでできること

キャンペーンレポートを活用することで次のようなことを実現できます。

  • キャンペーン全体の効果測定
    指定した期間の配信数・開封率・クリック率といった基本指標から、最終的なコンバージョン数や売上まで、キャンペーンの全体像を把握できます

  • アクション別のパフォーマンス比較
    複数のアクション(例えば、異なるクリエイティブのメール)を配信した場合、どちらがより高い効果を上げたかを指標で比較できます。

  • クリックされたコンテンツの分析
    キャンペーン内のどのリンクが多くクリックされたかをランキングで確認できます。

  • コンバージョンへの貢献度分析
    「いつ」「どんな商品を」「いくら」購入したのかを確認できます。

  • 柔軟なデータ活用
    レポートのデータはCSVなどでダウンロードできるほか、「エクスプローラ」機能を使って管理画面上で自由に加工・分析することができます。

操作方法

キャンペーンレポートの操作方法について説明します。

レポートの集計方法

ご注意ください

システム負荷の関係上、KARTEのコンバージョンイベントを指定したコンバージョンデータの抽出期間は「最長で30日分」となります。 30日以上の期間を指定した場合は「自動的に終了日から30日分」に限定されますのでご注意ください。

集計方法は次のとおりです。

  1. [キャンペーン管理]から任意のキャンペーンを選択します

  2. [レポート]タブを開き、「レポートを集計」をクリックします

  3. パラメータを指定して、「更新」をクリックします

    • パラメータを変更した際は、都度「更新」してください

パラメータとして指定できる項目については次の表に示す通りです。

項目名デフォルト値説明
分析対象期間キャンペーンの最終更新日から2週間レポート全体のデータを取得する期間を指定します。
分析対象チャネルなしプロジェクトレポート用のものなので、指定する必要はありません。
分析対象フォルダなしプロジェクトレポート用のものなので、指定する必要はありません。
コンバージョンイベント名buyレポート内で「コンバージョン」として扱われる「直近3日間に発生したKARTEイベントのイベント名」を指定します。「buy」を指定した場合は、購入金額や購入商品の分析も行います。
コンバージョン対象期間48コンバージョン分析起点イベント後、コンバージョンに指定したイベントが発生するまでの期間を指します。指定した時間以内に発生したCVイベントを、コンバージョンとしてカウントします。
コンバージョン分析起点イベントクリック(message_click)コンバージョンを分析する起点となるイベントを選択します。例えばクリックを選択すると、クリックイベントが発生したユーザーに対してコンバージョンを分析します。クリック以外では、次のイベントを選択できます。
・配信対象抽出(system_start)
・配信(message_send)
・開封(message_open)

レポートのダウンロード方法

表示されたレポートをダウンロードできます。ダウンロード方法は次の通りです。

  1. ダウンロードしたいレポートにカーソルを合わせます

  2. 右下の「ソースデータをダウンロード」からダウンロードしたい形式を選択します

    • CSV(最大1GB)

    • TSV(最大1GB)

    • JSON(最大1GB)

    • 改行区切りJSON(最大1GB)

    • クリップボード(最大1MB)

エクスプローラの利用方法

元データの、集計(group by)・並び替え(sort)・フィルタリング(filters)などの探索分析ができます。利用方法は次の通りです。

  1. 操作したいレポートにカーソルを合わせます

  2. 「エクスプローラ」をクリックします

  3. 必要に応じてデータの加工を行います

詳細については、こちらをご確認ください。

集計項目

キャンペーンレポートで集計されている項目を各レポート単位で切り出して説明します。

配信ユーザー数、開封ユーザー数、クリックユーザー数

項目名説明
配信ユーザー数配信に成功したユーザー数
開封ユーザー数施策を開封したユーザー数
「メール」配信時のみ発生します

【注意】
・同一ユーザーが複数回開封しても1回として集計します
クリックユーザー数施策内のいずれかのリンクをクリックしたユーザー数
施策がAppPushの場合は通知をタップしたユーザー数

【注意】
・同一ユーザーが複数回クリックしても1回として集計します

配信数の推移

項目名説明
X軸配信した日付
Y軸配信に成功したユーザー数
凡例アクション名
ABテストを実施している場合は、その数だけ表示されます

アクション別配信結果

アクション単位での結果を表示しています。
繰り返し配信でも同一アクションであれば、1行のレコードとして集計されます。

項目名説明ダウンロードを行ったときの
ヘッダ
アクション名アクション名action_name___
サムネイルアクションのサムネイルpush_content_thumbnail_url___
対象ユーザー数施策配信時に配信リストに存在し、「配信の対象となった」ユーザー数ss_count___sum
配信成功率[配信数] / [対象ユーザー数]show_rate
配信数配信に成功したユーザー数show_count___sum
開封数施策を開封したユーザー数
「メール」配信時のみ発生します

【注意】
・同一ユーザーが複数回開封しても1回として集計します
open_count___sum
開封率[開封数] / [配信数]open_rate
クリック数施策内のいずれかのリンクをクリックしたユーザー数
施策がAppPushの場合は通知をタップしたユーザー数

【注意】
・同一ユーザーが複数回クリックしても1回として集計します
・テキストメールとして開封した場合、クリック数はカウントされません
click_count___sum
クリック率[クリック数] / [配信数]click_rate
購読解除数購読解除を行ったユーザー数

【注意】
・同一ユーザーが複数回購読解除しても1回として集計します
・KARTE Messageの購読管理機能を利用して購読停止されたものが集計されます
・独自の購読停止リンク経由で購読停止されたものについては集計されません
unsub_count___sum
購読解除率[購読解除数] / [配信数]unsub_rate
配信失敗数施策配信時に配信リストに存在し、「配信の対象となった」ユーザーのうち、以下のいずれかに該当するユーザー数

・配信失敗したユーザー
・配信成功したが配信時に初めてハードバウンスなどのエラーで配信できなかったユーザー

【注意】
・同一ユーザーが複数回失敗しても1回として集計します
・error_messageが`Delivery Delay`のものは除きます
・これまでの配信でハードバウンスしたユーザーは配信時に除外されるため、本指標に含まれることはありません
fail_count___sum
イベント後CV数パラメータで指定した「コンバージョン分析起点イベント」後に発生したコンバージョンの数

【注意】
・同一ユーザーが複数回コンバージョンしても1回として集計します
cv_count___sum
イベント後CV金額合計上記のコンバージョンの合計金額

【注意】
・パラメータで指定した「コンバージョンイベント名」がbuyイベントでない場合、0と表示されます
revenue___sum

配信別結果一覧

配信単位での結果を表示しています。
繰り返し配信の場合は、繰り返されている数だけレコードが作成されます。

項目名説明ダウンロードを行ったときのヘッダ
配信IDschedule_task_id
キャンペーンが繰り返しの場合、1回の配信を識別できるようにするID
schedule_task_id___
配信開始日時キャンペーンの配信を開始した日時(UTC)timestamp_start___
配信終了日時キャンペーンの配信が終了した日時(UTC)timestamp_finish___
配信にかかった時間(分)[配信終了日時]と[配信開始日時]の差分duration_minute___
対象ユーザー数施策配信時に配信リストに存在し、「配信の対象となった」ユーザー数ss_count___sum
配信数配信に成功したユーザー数show_count___sum
配信成功率[配信数] / [対象ユーザー数]show_rate
開封数施策を開封したユーザー数
「メール」配信時のみ発生します

【注意】
・同一ユーザーが複数回開封しても1回として集計します
open_count___sum
開封率[開封数] / [配信数]open_rate
クリック数施策内のいずれかのリンクをクリックしたユーザー数
施策がAppPushの場合は通知をタップしたユーザー数

【注意】
・同一ユーザーが複数回クリックしても1回として集計します
・テキストメールとして開封した場合、クリック数はカウントされません
click_count___sum
クリック率[クリック数] / [配信数]click_rate
購読解除数購読解除を行ったユーザー数

【注意】
・同一ユーザーが複数回購読解除しても1回として集計します
・KARTE Messageの購読管理機能を利用して購読停止されたものが集計されます
・独自の購読停止リンク経由で購読停止されたものについては集計されません
unsub_count___sum
解読解除率[購読解除数] / [配信数]unsub_rate
イベント後CV数パラメータで指定した「コンバージョン分析起点イベント」後に発生したコンバージョンの数

【注意】
・同一ユーザーが複数回コンバージョンしても1回として集計します
cv_count___sum
イベント後CV金額合計上記のコンバージョンの合計金額

【注意】
・パラメータで指定した「コンバージョンイベント名」がbuyイベントでない場合、0と表示されます
revenue___sum

クリック分析

クリックの指標について説明します。

クリック数の推移

項目名説明
X軸クリックした日付
Y軸施策内のいずれかのリンクをクリックしたユーザー数
施策がAppPushの場合は通知をタップしたユーザー数
凡例アクション名
ABテストを実施している場合は、その数だけ表示されます

クリックランキング

リンクのクリック回数のランキングを表示します。
アクション名とリンク単位で1レコードとして集計されています。

項目名説明ダウンロードを行ったときの
ヘッダ
アクション名アクション名action_name___
リンククリックされたリンク
クエリパラメータが含まれる場合、それも含めたリンク
clicked_link___
クリック数上記のクリック総数target___count

クラックランキング(パラメータなし)

リンクのクリック回数のランキングを表示します。
アクション名とリンク単位で1レコードとして集計されています。

項目名説明ダウンロードを行ったときのヘッダ
アクション名アクション名action_name___
リンク(パラメータなし)クリックされたリンク
クエリパラメータが含まれる場合、それを除いたリンク

【例】
`https://example.com/item?test=1` と`https://example.com/item?test=2` はいずれも`https://example.com/item` として扱われます
clicked_link_noparam___
クリック数上記のクリック総数target___count

コンバージョン関連

コンバージョン関連の指標について説明します。

ご注意ください

コンバージョン関連の指標を表示するには、以下の条件を満たす必要があります。

  1. 購入や会員登録などの**「コンバージョン」時にKARTEのイベントが発生**すること
  2. キャンペーンのマスタリストに「user_id」の指定がされており、同じフォーマットの「user_id」が、「KARTEのユーザーID」としても連携されていること

起点イベント後コンバージョン

項目名説明
起点イベント後コンバージョンパラメータで指定した「コンバージョン分析起点イベント」後にコンバージョンした件数(「起点イベント後コンバージョン」レポートのレコード数) 【注意】・同一ユーザーの場合でもコンバージョン毎に1件として集計します

項目名説明ダウンロードを行ったときのヘッダ
ユーザーIDユーザーIDuser_id
購入IDパラメータで指定した「コンバージョンイベント名」が buyイベントの場合、コンバージョンの購入ID

【注意】
・「コンバージョンイベント名」がbuyイベントでない場合、nullと表示されます
transaction_id
購入商品パラメータで指定した「コンバージョンイベント名」が buyイベントの場合、購入した商品情報

【注意】
・「コンバージョンイベント名」がbuyイベントでない場合、nullと表示されます
cv_items
購入金額パラメータで指定した「コンバージョンイベント名」が buyイベントの場合、購入金額

【注意】
・「コンバージョンイベント名」がbuyイベントでない場合、0と表示されます
revenue
購入日時コンバージョンの発生日時(JST)cv_date
最終イベント日時コンバージョンに繋がった最後の「コンバージョン分析起点イベント」の発生日時(JST)last_event_date
アクション名アクション名action_name
最終クリックリンクコンバージョンに繋がった最後の「コンバージョン分析起点イベント」でクリックされたリンク

【注意】
・パラメータで指定した「コンバージョン分析起点イベント」がmessage_clickイベントでない場合、nullと表示されます
last_clicked_link

起点イベント後購入金額合計

項目名説明
起点イベント後購入金額合計「起点イベント後コンバージョン」の[購入金額]の合計

【注意】
・パラメータで指定した「コンバージョンイベント名」がbuyイベントでない場合、0と表示されます

起点イベント後購入商品ランキング

項目名説明ダウンロードを行ったときの
ヘッダ
商品ID購入された商品IDitem_id___
商品名購入された商品名name___
購入数購入された商品の合計counter___sum
購入金額合計購入された商品の合計金額revenue___sum

補足

旧キャンペーンレポートでは、該当施策の「最終クリック」を基準としていましたが、現行のレポートではすべてのキャンペーンから最もコンバージョンに近い施策のみを抽出する仕様に変更されました。このため、旧レポートに比べて対象コンバージョン数が少なく表示される場合があります(総数は変わりません)

  • コンバージョン分析起点イベントを発生させたユーザーで、指定したCV計測期間以内に、CVイベントが発生したコンバージョンをリストしています

  • コンバージョンは重複しておらず、「CVに一番近い時間に発生した施策」を最終クリック対象として抽出しています

トラブルシュート

レポートが正しく表示されません

以下の理由が考えられます。

  • キャンペーンに設定されたマスターリストでユーザーIDカラムが指定されていない

  • キャンペーンに設定されたマスターリストで指定されているユーザーIDカラムに入っているユーザーIDの体系がKARTEで計測しているものと異なる

  • 実際にCVに指定したイベントが発生していない

レポートの結果が「データなし」と表示されてしまいます

分析対象期間が配信期間とずれていないかを確認してください。

コントロールグループ(未実施のグループ)のCV数が0と表示されてしまいます

「コンバージョン分析起点イベント」として配信対象抽出(system_start)を選択してください。

コントロールグループのユーザーに対しては配信が行われないため、KARTE Messageにおけるイベントにもあるように、system_startのみが発生します。
したがって、それ以外のイベント(message_open、message_clickなど)を「コンバージョン分析起点イベント」として指定するとCV数が0と表示されます。

FAQ

レポートの数値はいつ集計されますか?

集計を行った時点でのイベントデータをもとにリアルタイムで集計しています。

「コンバーションイベント名」としてbuyを指定しているのに、購入関連のレポート項目が表示されないのはなぜですか?

計測されているbuyイベントのスキーマにレポート項目に必要なフィールドが含まれていない可能性が高いです。

「購入金額」や「購入商品」といった購入関連のレポート項目は、購入(buy)イベントタグの設置に示す標準スキーマに沿って実装されていることを前提に集計されています。

そのため、次のように「コンバージョンイベント名」がbuyであるにもかかわらず、うまく表示されないケースやbuyでないにもかかわらず、表示されるケースがあります。

コンバージョンイベント名計測状況表示結果
buyrevenueを計測していない「購入金額」は0と表示される
buyrevenueを計測している「購入金額」が正しく表示される
buy以外(例:cart)revenueを計測している「購入金額」が正しく表示される

キャンペーンレポートで表示されている開封数やクリック数が配信ログの数と合わないのはなぜですか?

開封数やクリック数が一致しない場合、レポートの集計期間に配信日が含まれていない可能性があります。
例えば、配信日が5月1日で、集計期間が5月3日~5月10日だった場合、この期間に配信日が含まれていないため、開封数やクリック数は0として表示されます。

起点イベント後購入金額合計と起点イベント後購入商品ランキングの「購入金額合計」Totalの数値が一致しないのはなぜですか?

次に示すようにそれぞれ集計方法が異なるからです。

  • 起点イベント後購入金額合計:buyイベントのrevenueフィールドの合計値

  • 起点イベント後購入商品ランキング の「購入金額合計」Total:buyイベントのitems.priceとitems.quantityの積の合計値

そのため、次のようなケースにおいては数値のズレが発生する可能性があります。

  • revenueとitemsで計測している値が異なる

    • 例えば、revenueは税込、itemsのpriceは税抜きの価格としてKARTE上で計測している