「カスタムMAIL FROM」機能を導入いたしました。この機能を使用すると、メールの送信元ドメイン(ヘッダFROMとエンベロープFROM)が一致し、メールの到達率が向上します。
今後、この機能はMessage利用の「必須項目」となる予定です。2024年12月10日(火)までに設定を完了いただきますよう、お願い申し上げます。
カスタムMAIL FROMを有効化した配信において、一時的にGmailから「これまでと異なる配信」と認識され、ソフトバウンスが発生するケースが確認されました。本機能有効後、1週間程度は施策の配信スピードを調整し、10万通/h程度のゆっくりした配信速度で配信することを推奨します。
送信元ドメインについて
参考:「エンベロープFrom」と「ヘッダFrom」の違いとは?
現在、Messageでメールを送信すると、ヘッダFROMには「Messageプロファイルに設定されたメールアドレス」が、エンベロープFROMにはSESの情報が表示されます。
カスタムMAIL FROM機能を活用すると、以下の画像のように、送信元FROMドメインの一致が可能となり、なりすましリスクが低減し、迷惑メールとして認識されにくくなります。
設定方法
ご利用のドメインに「
krtsender
」というサブドメインを追加し、以下のDNSレコードを設定してください。- MXレコード:
krtsender.example.com
(example.comはご利用中のドメイン)- 値:
10 feedback-smtp.ap-northeast-1.amazonses.com
- 値:
- TXTレコード:
krtsender.example.com
- 値:
"v=spf1 include:amazonses.com ~all"
- 値:
- MXレコード:
DNS設定後、ドメイン設定画面で「検証」ボタンをクリックしてください。
「検証完了」になれば設定は完了です。
上記設定方法の項目1は、KARTEの管理画面で行うことは出来ないため、ドメインの管理者様に当ドキュメント共有の上、設定依頼をお願いいたします。
FAQ
Q: 利用中のドメインがサブドメインの場合、さらにサブドメインが必要ですか?
A: はい、サブドメインごとに設定が必要です。例えば、「sub.hoge.com」「sub2.hoge.com」「hoge.com」を使用中の場合、krtsender.sub.hoge.com
、krtsender.sub2.hoge.com
、krtsender.hoge.com
それぞれに設定を行ってください。