このテンプレートを接客サービスで配信することで、任意のセグメントのユーザーが任意のページ閲覧やその他のイベント発生のタイミングでカスタムイベントを発生させることができます。
任意のイベント計測時に、特定のフィールドに特定の値を計測する場合は、フィルターイベントにより計測が可能ですが、さらにセグメントによる絞り込みをする場合は、こちらのスクリプトの接客サービスでご設定いただくことで対応が可能になります。

こちらのテンプレートは、その他のポップアップやチャット、アンケートのようにユーザーの目に触れるようなアクションではなく、裏側でスクリプトを配信する形になっています。そのため、その他の接客サービスと一緒に配信するような指定になっていたとしても重複して表示されることはございません。

利用するテンプレート

テンプレートの「スクリプト実行」に保存されている以下の「カスタムイベント発生スクリプト」テンプレートを選択します。
null

機能について

接客サービスの対象ユーザーに、配信トリガーで指定したイベントが発生した際に指定したイベントをKARTEに送信するシンプルな機能です。

設定項目

イベント名
計測したい任意のイベント名を指定してください。
半角英字(小文字)、半角数字、_(アンダースコア) を使用できます

このテンプレートを利用して接客サービスを配信する際のポイント

こちらのスクリプトの配信は、通常の接客サービスと同様に行います。
セグメントを選択し、テンプレートを選択する際にこのテンプレートを選択頂くだけです。ルールに合致するページにてスクリプトが配信されます。
全ページ、全ユーザーに配信していても問題ございませんが、意図しないタイミングでのイベント発生が増えてしまいますので1セッションに1回だけ配信されるように絞り込むなどの指定をすることもお奨めいたします。

ディメンションの指定にて、「セッション内のPV数」を「2未満」、といったルールを追加することで1セッションに1回だけ配信するということが可能です。

使用例:特定のページにn回来訪したユーザーをセグメントする方法
※ セッションに1度のみ発生するような制御を行っているケースです。

イベントが取得されているか確認する

接客サービス作成後、テスト配信を行っていただき、イベントが取得できているか確認をお願いいたします。
(テスト配信の方法についてはこちら

取得したイベントを利用する

セグメントで指定する場合は以下のように利用することができます。
例)
このセッションで設定した任意のイベントが発生したユーザー
「最新のセッション (イベント名で指定したイベントの名称) 送信日時 の 最新の値 が 存在する」

過去に設定した任意のイベントが計測されたことがあるユーザー
「すべての期間 (イベント名で指定したイベントの名称) 送信日時 の 最新の値 が 存在する」

接客サービスで使用する場合は、以下のサイトをご参考ください。
接客サービスの配信トリガー(配信ページ)を設定する