はじめに

本ドキュメントでは、特定のページにn回(セッション単位)ないしは特定のページにn日(日次単位)来訪したユーザーをセグメントする方法をご案内します。

手順

スクリプトタイプの接客サービスを使うことで、特定ページの閲覧を1セッションに1回、ないしは1日に1回だけ計測することができます。
具体的には対象ユーザーを限定して(1度発火したユーザーを除いて)スクリプトを発火させます。

以下のステップで行います。各手順の詳細については、以下の設定方法にて具体的に説明いたします。

手順1特定ページ閲覧時に発火するスクリプトの接客サービスを作成
(※2022/05/01以降に新規開設したプロジェクトのみ、手順1の後にイベントの対応設定が必要です。)

手順2 | 手順1のスクリプトを発火制御するためのセグメントを作成

手順3 | 特定ページにn回来訪したユーザーのセグメントを作成

設定方法

手順1|スクリプトの接客サービスを作成

以下の設定をし、特定ページ閲覧時に発火するスクリプトを作成します。

接客サービスの作成

  • テンプレート名:「カスタムイベント発生スクリプト」を使用します。
  • 配信トリガーの設定:計測したい特定ページの閲覧をトリガーにします。
  • イベント名の設定:アクションのイベント名に任意のものを設定します。
    null

イベントを計測する

上セグメント作成時にイベントとして扱えるようにするために、自身で特定ページを閲覧し本スクリプトを発火させます。

※一部のプロジェクトのみ必要な設定

2022/05/01以降に新規開設したプロジェクトでは以下の設定を行い、本スクリプトで作成したイベントを解析対象のイベントにする必要があります。
本設定の詳細はこちらをご確認ください。

2022/05/01以前からご利用されているプロジェクトの場合は本設定は不要ですので手順2.をご確認ください。

1,イベント画面から手順1で設定したイベントを選択します。
2,画面右上の3点リーダーより「解析するイベントにする」を選択します。
null
3,セグメントとして扱えるようにするために、自身で特定ページを閲覧し本スクリプトを発火させます。

手順2|手順1のスクリプトを発火制御するためのセグメントを作成

手順1の設定だけだと特定ページ閲覧の都度スクリプトが発火します。
そのセッションもしくはその日の閲覧の1回だけを計測できるように、以下のセグメントを作成し、本セグメントを除外します。

セグメントの作成

(セグメントの作成方法はこちら

以下の条件で作成します。

  • 閲覧をセッション単位で計測したい場合
    • 最新のセッション > 手順1のイベント名 > 送信日時 > 送信回数 > 存在する
  • 閲覧を日次単位で計測したい場合
    • 今日 > 手順1のイベント名 > 送信日時 > 送信回数 > 存在する

接客サービス側の設定

手順1で作成した接客サービスで、上記のセグメントを除外します。

手順3|特定のページにn回来訪したユーザーのセグメントを作成

最後に目的のセグメントを以下の条件で作成します。

すべての期間 > 手順1のイベント > 送信日時 > 送信回数 > 次に等しい > n回

※回数を網羅的に計測したい場合は、ディメンションの作成がおすすめです。作成方法はこちら