複数のWebサイトでKARTEのプロジェクトを複数契約している場合のSendGrid連携方法を説明します。
SendGridのサブユーザー機能
SendGridにはサブユーザーという機能があります。これはメール送信やAPIの処理を分けて管理するのに便利な機能です。
(参考サイト)
この機能を使うと、1つのSendGrid契約で複数のサブユーザーを作成できるため、サブユーザー単位にKARTEのプロジェクトとAPI連携を行うことができます。
KARTEとSendGridサブユーザー単位での連携
SendGridのサブユーザーを作成した後は、それぞれでKARTEとSendGridの連携の設定を行います。
詳細の設定方法はこちらを参照してください。
※サブユーザー単位にSendGrid API Keyを払い出しKARTEプロジェクトに設定します。(メール送信APIリクエストの連携)
※サブユーザー単位にEvent Webhookの設定を行います。(メール送信結果イベントの連携)
SendGridに設定するドメインについて
SendGridを利用する上で必要となるCNAMEレコードは、同一FQDN名で複数定義できないため、複数のSendGrid利用がある場合にはドメインの設定を以下のように同一にならないように定義する必要があります。
(例)
SendGridサブユーザー1
- メール送信用ドメイン:abc.com
SendGridサブユーザー2
- メール送信用ドメイン:sub.abc.com