SPF/DKIM設定について

SendGrid経由でメール配信する場合、SendGrid管理画面にてDNS設定情報を払い出します。
SendGridは送信ドメイン認証（SPFとDKIM）に対応しています。
詳細はこちらをご参照ください。

既存ドメインを利用可能ですか？

既存ドメインを利用することも可能です。（以降の例では、abc.comとします。）

DKIM用のCNAMEレコードについては、以下のように、abc.comドメインを使った設定をします。

これは、sendgrid.netに公開鍵を設置してこれを参照しにいくという意味で、お客様が公開鍵の登録をする必要はありません。
この設定が完了すると、SendGridを経由してメールを送る場合のみ、ヘッダにDKIM用のsignatureが挿入され、受信者のメーラがDNSの情報を参照してsignatureと比較します。
既存のメールサーバからabc.comドメインを使って送信する時には影響はありません。

アンダースコアを許容しないDNSについて

Sendgridでは送信元を認証するために上記の通りDKIMを使用します。
DKIM用のCNAMEレコードにはアンダースコアを含みますが、古いDNSなどでアンダースコアを許容しない場合には、Automated SecurityをOFFにすることで、MXレコードとTXTレコードによる設定にすることも可能です。
（参考：Sendgrid）独自ドメインを利用する
（参考：Sendgrid）Domain Authentication(SPF/DKIM設定)の設定方法
（参考：Sendgrid）∟Automated Securityの利用
（参考：Sendgrid）トラブルシューティング
（参考：Sendgrid）∟レジストラでアンダースコアが使えない

お客様ドメインを管理しているDNS仕様をご確認いただき、ご要望の場合には、サポート担当までご連絡ください。