KARTE開発チームでは、「セグメントに入る」「セグメントから出る」イベントについて、接客サービスの配信トリガーで利用できないようにする改修を計画しています。

「セグメントに入る」「セグメントから出る」イベントとは

ユーザーのサイト上の行動に応じて様々なセグメントの条件に合致したり、合致しなくなったりといった変化が起きた時、ユーザーのストーリー画面上で「セグメントに入る」「セグメントから出る」イベントでその変化を見ることができます。

仕様変更の詳細

具体的な仕様変更の詳細は、次の通りです。

  • これまで、「セグメントに入る」「セグメントから出る」イベントはセグメントを変更するイベントの送信と同時に発生していました
  • これらのイベントの発生タイミングを変更し、事後的に発生するようにします
  • これにより、「セグメントに入る」「セグメントから出る」イベントは接客サービスの配信トリガーでは使えないようになります

仕様変更の理由

仕様変更を決めた理由は、次の通りです。

  • 「セグメントに入る」「セグメントから出る」イベントは発生数が多く、セグメントを変更するイベント送信と常に同時に発生させるにはシステムへの負荷が高い
  • 「セグメントに入る」「セグメントから出る」イベントを接客サービスの配信トリガーで利用しているケースであっても、別の設定で同様の施策が実現できるケースが多い

移行方法

すでに「セグメントに入る」「セグメントから出る」イベントを接客サービスの配信トリガーで利用している場合、利用しないように設定を変更する必要があります。

代表的な移行例

「ユーザーやセッション毎に1度しか入らないようなセグメント」に入ることをトリガーに接客サービスを配信していた場合、「対象ユーザー」と「配信頻度」の設定で同様の配信条件が実現できることがあります。

  • 移行前の設定(例)
    • 配信トリガー
      • セグメントに入る > セグメントIDリスト > 次に等しい > セグメントA
  • 移行後の設定(例)
    • 対象ユーザー
      • 次に該当する > セグメントA
    • 配信トリガー
      • (セグメントAの条件で使われていたイベントの発生を条件設定)
    • 配信頻度
      • ユーザー毎 or セッション毎

移行が難しいケースについて

上記の対応で移行が難しく、セグメントに入る、セグメントから出るを接客サービスの配信条件に引き続き使いたい場合は、チャットサポートまでお問い合わせください。

移行スケジュール

次のスケジュールを予定しています。

FAQ

Q. セグメントやゴールなどの条件には引き続き使えますか?

はい、「セグメントに入る」「セグメントから出る」イベントをセグメントやゴールなどの条件に使うことは可能です。