KARTE Messageにおけるキャンペーンでの配信対象の設定方法をご説明します。
キャンペーンの配信対象は以下の手順で設定できます。
- 「Message ß」 > 「キャンペーン管理」 > 「キャンペーンを作成」ボタンをクリック
- 配信対象を設定
マスターリストを設定する
マスターリストとは、キャンペーンの配信対象を抽出する際の基本となるリストです。最も大きな母集団となります。
設定条件
- マスターリストには、選択したチャネルの配信先カラム(例: メールならメールアドレス)が必要
- 設定されていない場合は選択できません
絞り込みリストを設定する
「さらに絞り込む」の箇所で、リストやフィルターリストを指定することで、マスターリストの中からさらに対象者を絞り込めます。
選択可能なリストの条件
「さらに絞り込む」の箇所で選択可能なリストは以下の条件で表示されております。
- マスターリストにユーザーIDカラムが指定されていない場合
- チャネルが同じであり、配信先カラムが設定されているリスト
- マスターリストにユーザーIDカラムが指定されている場合
- ユーザーIDカラムが設定されているリスト
- チャネルが同じであり、配信先カラムが設定されているリスト
絞り込み条件の組み合わせ
絞り込みリストは、縦にリストを追加していくとAND条件になり、横にリストを追加するとOR条件となります。
- AND 条件: 縦に条件を追加すると、すべての条件を満たすユーザーが対象
- OR 条件: 横にリストを追加すると、いずれかの条件を満たすユーザーが対象
例えば、以下のような設定の場合は映画館の会員の中でGOLD会員かつ1500円の映画を見た人に送信する設定になっています。
以下のような設定の場合は、映画館の会員の中でGOLD会員または1500円の映画を見た人に送信する設定になっています。
絞り込みのキー挙動
絞り込みは、リストに指定されたキー(「ユーザーIDカラム」または「配信先カラム」)を軸にしてデータを結合、対象の抽出を行います。(SQLでいうところのJOINのような処理を行います)
キャンペーンに設定された各リストのキー指定によって、組み合わせを行うキーは以下のように変化します。
絞り込みリストでOR指定されたリストにキーのパターンが複数ある場合は、組み合わせを行うキーは「行単位で決定」されます
2025年2月20日より「両方のキー指定があるリスト同士の組み合わせ」は複合キーでの組み合わせを行うように仕様が変更になりました
送信対象から除外
- 絞り込みリストの左側の設定を「次を除く」に変更することで、リストに含まれる人を送信対象から除外可能
セグメントで絞り込む
KARTE のセグメントを指定して対象ユーザーを配信時に絞り込みが可能です。
注意点
- セグメントはイベント発生時点でのみ更新
- 「今日購入した」などの相対日時を使う場合、過去のデータも含まれる可能性がある
- クエリ実行時点でのデータを利用したい場合、リストや Datahub を活用してデータを抽出してください
「セグメントで絞り込む」を実施する場合、ユーザーテーブルβを有効にする必要があります。 有効になっていない場合、担当のカスタマーサクセスにご連絡ください。
施策配信結果で絞り込む
KARTE Messageで配信したキャンペーンの結果を用いて配信対象を絞り込むことが可能です。
挙動の詳細はこちら
補足
- リストを設定するときは、選択欄より検索できます。