KARTE Messageにおけるキャンペーンでの配信対象の設定方法をご説明します。画面では以下画像の箇所となります。「Message ß」 > 「キャンペーン管理」 > 「キャンペーンを作成」ボタンをクリックしてアクセスすることが可能です。
マスターリストを設定する
マスターリストはその配信の対象抽出を行う中で最も大きな母集団となる配信対象のリストです。
マスターリストには、そのキャンペーンで選択したチャネルの配信先カラムが設定されている必要があります。
絞り込みリストを設定する
「さらに絞り込む」の箇所で、リストやフィルターリストを指定することで、マスターリストの中からさらに配信対象を絞り込むことが可能です。
絞り込みリストを用いた送信対象抽出
マスターリストは各キャンペーンで一つしか設定できないのに対し絞り込みリストは各キャンペーンでいくつも設定いただくことが可能です。
マスターリストの中にいる送信対象者のうち、絞り込みリストにも存在するユーザーをリストで設定したユーザーIDカラムで識別し、送信対象に抽出または送信対象から除外することが可能です。
ユーザーIDカラムが存在しない場合は、配信対象カラムを用いて、それぞれのリストに存在するユーザーを識別、送信対象に抽出・送信対象から除外します。
送信対象に抽出する
絞り込みリストは、縦に条件を追加していくとAND条件になり、横にリストを追加するとOR条件となります。
例えば、以下のような設定の場合は映画館の会員の中でGOLD会員かつ1500円の映画を見た人に送信する設定になっています。
以下のような設定の場合は、映画館の会員の中でGOLD会員または1500円の映画を見た人に送信する設定になっています。
送信対象から除外する
送信対象から絞り込みリストに含まれる人を除外するには以下のように、リスト群の左側にある設定を「次を除く」に変更します。
セグメントで絞り込む
KARTEのセグメントを指定して、対象ユーザーを絞り込むことが可能です。絞り込むタイミングとしては配信時です。
注意点として、セグメントはイベント発生時点でしか更新されません。例えば、「今日購入した」のような相対日時を使うセグメントの場合、「実際に今日購入したユーザー」だけでなく、「10日前に購入し、それ以降来訪がないユーザー(イベントが発生していない)」も含まれる状態となります。相対日時を使った条件を使いたい場合、リストやDatahubのデータをご活用ください。
「セグメントで絞り込む」を実施する場合、ユーザーテーブルβを有効にする必要があります。
有効になっていない場合、担当のカスタマーサクセスにご連絡ください。
施策配信結果で絞り込む
KARTE Messageで配信したキャンペーンの結果を用いて配信対象を絞り込むことも可能です。
挙動の詳細はこちら
選択可能なリストの条件
「さらに絞り込む」の箇所で選択可能なリストは以下の条件で表示されております。
- マスターリストにユーザーIDカラムが指定されていない場合
- チャネルが同じであり、配信先カラムが設定されているリスト
- マスターリストにユーザーIDカラムが指定されている場合
- ユーザーIDカラムが設定されているリスト
- チャネルが同じであり、配信先カラムが設定されているリスト