KARTE Messageにおいて、キャンペーンが強制的に停止する条件と、関連する設定リミットについて説明します。
リミット設定
KARTE Messageには、「配信に関するリミット」がいくつか存在します。
プロジェクト設定 > 制限・使用状況> KARTE Message からご確認いただけます
各設定値と、配信の停止有無はこちらです
| プロジェクトの設定値 | 配信の停止有無 |
|---|---|
| 各チャネルの1秒あたりの最大送信数 | 停止なし |
| 各チャネルの24時間あたりの最大送信数 | 停止なし |
| 各チャネルの[当月分] 1ヶ月当たりの最大送信量 | 停止なし (数値は概算で表示されています) |
| (SESのみ)許容される最大バウンスレート | レートを超過すると以降の配信がエラーとなります |
| (SESのみ)許容される最大苦情レート | レートを超過すると配信がエラーとなります |
バウンス率・苦情率による配信停止
SESを使ったメール配信では、「送信ドメインごと」に Amazon SES のテナントが割り当てられています。
テナントに設定された 送信制御ポリシー(レピュテーションポリシー) に基づき、バウンス率・苦情率がしきい値を超えると、「そのドメインからの送信が自動的に一時停止」されます。
基本的にこの挙動は、バウンス率・苦情率の高いメール配信によって、ドメインのレピュテーションを守るためにおこなっているものであり、配信リストのクリーニングや、コンテンツの調整によって日頃から値を低く保たれることを推奨します。
過去、バウンス率・苦情率は、プロジェクト単位で制御されていましたが、リミット超過時に同プロジェクトの無関係のドメインに影響が出てしまう問題がありました。現在は「ドメイン単位」での制御に移行し、バウンス率・苦情率のリミットも緩和されています。
送信制御ポリシーの種類
各ドメインの送信制御ポリシーは、基本的に全ドメイン一律で「厳格」に設定されています。
| ポリシー | 内容 | バウンス率 | 苦情率 |
|---|---|---|---|
| 厳格(通常設定) | レピュテーション問題が検出された場合に自動停止 | 10% 以上 | 0.1% 以上 |
| スタンダード | 高深刻度の問題が検出された場合に自動停止 | 15% 以上 | 0.5% 以上 |
| なし | 自動停止なし(問題は記録されますが、自動では停止しません) | — | — |
判定対象は プロジェクト全体ではなく、送信に使っているドメイン(SES テナント) です。停止したドメイン以外からの配信は継続されます。
一時的にバウンス率が高くなる見込みの配信を行う際など、ご相談いただければポリシーの調整を行うことは可能です。
バウンス率・苦情率の分母は、該当のドメインにおける「代表的な送信数」をベースに計算されるロジックとなっており、配信数が減少したときにバウンス率や苦情率が高く評価されることはありません。
送信制御ポリシーの確認方法
ドメインに対して、どの送信制御ポリシーが適応されているかは、設定 > ドメイン管理 の各ドメインの「送信ステータス」をクリックすることで確認できます。
停止時の見え方
送信ステータスが停止中のドメインでは、「送信ステータスの詳細」部分に以下のように表示されます。
配信停止の状況はチームでも常に監視しており、「問題のない範囲」であった場合は順次、配信ができるようにステータスを変更いたします。
現在、このドメインを元にした配信は停止しています。担当までご連絡ください。
この状態では、該当ドメインを送信元にしたキャンペーンのメールは送れません。配信ジョブ側では送信失敗として記録されます。
再開はお客様側では行えません。停止中のドメインがある場合は、サポートまでご連絡ください。