フリクエンシー制御とは、特定のユーザーに対して過度にキャンペーンを配信しないよう、配信回数の上限を設定する機能です。これにより、ユーザーのエンゲージメントを最適化しつつ、過剰な配信による離脱を防ぐことができます。

設定方法

フリクエンシー制御の設定は、以下の手順で行います。

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チェックボックスを有効にして当該の設定を有効化します。
チェックボックスを複数チェックした場合はその全てのルールが有効になります。

設定項目

1. このキャンペーンの配信回数上限

・同ユーザーに、すべての期間で合計 X 回までこのキャンペーンを配信

このキャンペーン単位で、特定のユーザーに対してすべての期間で何回まで配信するかを制限します。

例:「5回」と設定した場合、同じユーザーにこのキャンペーンを5回以上配信することはありません。

・同ユーザーに、過去 X 日間で、合計 X 回まで、このキャンペーンを配信

このキャンペーン単位で、過去の一定期間内における配信回数を制限します。

例: 「過去30日間で3回」と設定すると、同じユーザーにこのキャンペーンが、30日間で最大3回まで配信されます。

※ 「過去X日間」の指定は、定期配信のキャンペーンの場合に主に利用されます。これは、各配信タイミングから相対的に過去X日間を遡り、その期間内の配信回数をカウントする仕組みです。

2. すべてのキャンペーンの配信回数上限

・同ユーザーに、過去 X 日間で、合計 X 回まで、{{配信チャネル}}を配信

すべてのキャンペーンにおいて、ユーザー単位で同チャネルの配信回数を制限します。

例: 「過去7日間で5回」と設定すると、任意のキャンペーンを問わず、ユーザーには7日間で最大5通までしか同チャネルからは配信されません(つまり、6通目以降は配信が抑制されます)

・同ユーザーに、過去 X 日間で、合計 X 回まで、同プロファイルから配信

同一プロファイルに属するキャンペーンに限定して、配信回数を制限します。

例: 「同プロファイルから過去14日間で3回」と設定すると、同じプロファイルに属するキャンペーン全体で、そのユーザーには14日間で最大3回までしか配信されません(それ以降は配信が抑制されます)