KARTE Messageで作成するコンテンツには埋め込み変数を利用することが可能です。
配信対象抽出に利用しているリストの列(カラム)からユーザーに紐づく値をコンテンツに埋め込んで配信ができます。
埋め込み変数とは?
送信先ユーザーによって値が変わる文字列です。埋め込み変数を利用すると、パーソナライズされたコンテンツ配信を実施することができます。
たとえば、メールの文中に以下のような文があった場合、
配信対象ユーザーごとに違う値に置き換えられ以下のように配信されます。
アクションへの埋め込み変数設定
KARTE Messageでは {{YOUR_VARIABLE}}
のようにブラケットで二重囲いを行うと埋め込み変数として見なされます。
埋め込み変数には以下の仕様があります。
- ブラケット内で利用可能な文字列は 英数字とアンダーバーのみ です(ブラケット内にスペースが入っている場合は埋め込み変数と見做されません)
- 大文字と小文字の区別を行いません(システムの都合上、埋め込み変数と見なされると変数名は全て大文字に変換されます)
- HTMLも埋め込み可能ですが、
{{YOUR_VARIABLE}}
のように通常通り埋め込みを行うとHTMLタグがエスケープされて表示されます。HTMLとして解釈した上で埋め込みを行う場合は{{{YOUR_VARIABLE}}}
といったようにブラケットで三重囲いを行ってください
下記の条件を満たしていない場合、埋め込み変数プレビューでの変数の置き換えや配信対象プレビューの取得に失敗します
- リストのカラム名と一致する名前は埋め込み変数名として利用できません
- SQLで利用される予約語(SELECTなど)は埋め込み変数名として利用できません
埋め込み変数の利用可能範囲
埋め込み変数はアクション内のどの部分でも利用することが可能です。
本文だけでなく、メールのタイトルなどにも利用することができます。
画像の設定URLに埋め込み変数を利用することで、画像を個人に合わせて配信することも可能です。
画像URLに埋め込み変数を利用する場合は、以下のようにダイナミック画像をonにしていただき、 「ダイナミック画像URL」 として設定してください。
埋め込み変数の置き換え設定
埋め込み変数をアクションに設定したら、キャンペーン画面で埋め込み変数の解決を設定します。
埋め込み変数一つに対してマスターリストまたは絞り込みリストのカラム一列を設定できます。
カラムを設定すると、埋め込み変数を送信先毎にそのカラムにある値に置き換えます。
埋め込み変数のプレビュー
埋め込み変数が正しく置き換わっているかどうかは、埋め込み変数設定内のプレビューによって確認可能です。
右下のテスト送信ボタンから表示されている内容で埋め込み変数が解決されたコンテンツを任意の送信先にテスト配信可能ですのでお手元のメーラー等で確認されたい場合はご利用ください。