KARTE Signalsでは、Google広告の拡張コンバージョンで補完したイベントの値を調整することができます。ここではその調整方法について説明します。

できること

  • 拡張コンバージョンでは、既存のコンバージョンタグを補完し、より正確なコンバージョン測定を実現します。(Google拡張コンバージョンの設定方法はこちら
  • ただ、値を同時に連携することができないため、この機能を使って値を調整します。
  • Datahubジョブフロー を使って連携する場合は、こちらのドキュメントをご確認ください。

事前設定

コネクタの設定

1.テンプレートの選択

  • コネクタ > 作成 > テンプレートを選択 から、Google Ads APIでコンバージョンを調整します(v1) を選択し、決定ボタンを押してください。

2.送信先の広告API

  • 拡張コンバージョン設定で作成したものを選択してください。

3.配信パラメータ

下記を参考に、配信パラメータを設定してください。

パラメーター名 説明
データの利用期間(時間) 媒体に送信するデータを作成するための期間を抽出します。
現在から24時間前から[入力された時間]前までの期間が抽出されます。
※拡張コンバージョンで補完してから、24時間以上空けて、調整する必要があります。

4.利用するデータ

コンバージョンデータ

  • 前提、コンバージョンアクション毎にデータ作成が必要になりますのでご注意ください。
  • Google広告に送るためのデータを作成します。
  • 利用するデータ
    • KARTEデータ/イベントデータ を選択してください。
  • KARTEイベント
    • コンバージョン調整に利用するKARTEイベントを選択してください。
    • ※相対日時で指定する、データ利用日数は変更しないでください。
  • valueをつけて送る場合、KARTEイベントデータ/外部データで購入金額など自動取得している場合のみrevenueとして連携可能です。固定値を送りたい場合は媒体側で設定を行なってください。
  • 必要に応じて、カラムマッピング、データを絞り込みを実施してください。
  • 保存ボタンを押すと、利用するデータのサンプルが表示されますので、意図通りのデータが抽出できているか確認してください。
フィールド名 必須 推奨 説明
user_id ユーザーID
KARTEのuser_idを選択してください
transaction_id イベントの重複除外用ID
重複除外設定で送信した項目を選択してください
sync_date ※自動で取得されるため、変更不要です。
revenue コンバージョン値
調整後のコンバージョンの値です。
items 製品IDと製品に関する情報
イベントの付加的な情報を送りたい場合に、選択してください。
session_id ※自動で取得されるため、変更不要です。
pv_id ※自動で取得されるため、変更不要です。

5.送信スケジュール

  • 定期的に連携する場合は、繰り返し実行有効にするにチェックを入れて、実行間隔を設定してください。
  • 利用するデータで外部データを利用している場合は、その連携頻度/連携時間に合わせて設定してください。
  • ジョブの実行間隔は、パラメータで指定した時間に合わせてください。

6.送信

  • 下書き保存ボタンをクリックした後、データを取得ボタンを押すと、実際に連携される件数とデータが確認できます。
  • 確認して問題なければ、送信ボタンを押してください。