できること
KARTE Signalsでは、Meta広告 Conversion APIを使用してMeta広告のオフラインデータをリストとしてアップロードすることができます。ここではその連携方法について説明します。
※Datahub ジョブフローを使って連携する場合は、こちらのドキュメントをご確認ください。
事前準備
下記の事前準備を完了していることをご確認ください。
1. KARTE計測タグの設置
2. 個人情報を広告媒体に送信する際の事前設定
3. ビジネスマネージャのシステムユーザー設定
4. ピクセルIDとアクセストークン取得
5. Signalsで利用する外部データの取り込み方法
注意事項
- コンバージョンAPIでの連携は、Meta広告の標準イベントもしくはカスタムイベントでの計測が必須です。
- カスタムコンバージョンは対象外です。
使用するイベントは以下のように、
イベントマネージャー>データソースより対象のピクセルを指定し、対象のイベントを事前に選別しておいてください。
広告APIの設定
- その他の機能 > 広告API > 追加 から、Meta Coversions APIを選択します。
- 名前、説明は、適宜修正してください。
- 事前準備で用意したアクセストークンを入力し、保存ボタンを押してください。
コネクタの設定
1.テンプレートの選択
- コネクタ > 作成 > テンプレートを選択 から、Meta 広告 Conversion API でオフラインイベントを送る(v1)を選択し、決定ボタンを押してください。
2.送信先の広告API
- 広告媒体は、「広告APIの設定」で作成したものを選択します。
- 独自にデータをハッシュ対応済み
- KARTEに既にハッシュ化された個人情報データを連携している場合に利用します。
- ハッシュ化のルールが媒体側の規定に沿っているか確認してください。
3.配信パラメータ
下記を参考に、配信パラメータを設定してください。
パラメーター名 | 説明 |
---|---|
facebookのイベント名 | Meta広告のイベントマネージャー>データソースを確認し今回利用するイベント名を指定してください。 |
コンバージョンが発生した地点 | コンバージョンが発生した地点を指定してください。 |
◯時間前までのデータを利用する | 媒体に送信するデータを作成するための期間を抽出します。現在から[入力された時間]前までの期間が抽出されます。 |
個人情報のハッシュ化 | 独自に個人情報データをハッシュ対応している場合は、「個人情報をハッシュ化している」を選択してください。 |
4.利用するデータ
コンバージョンデータ
- Meta広告に送信するコンバージョンデータを抽出します。
- 利用するデータ
- 事前設定で接続したオフラインデータを選択してください。
- カラムマッピング
- 保存ボタンを押すと、利用するデータのサンプルが表示されますので、意図通りのデータが抽出できているか確認してください。
フィールド名 必須 推奨 説明 user_id ○ ユーザーIDKARTEのuser_idを選択してください transaction_id ○ イベントの重複除外用ID重複除外設定で送信した項目を選択してください sync_date ○ ※自動で取得されるため、変更不要です。 revenue ○ コンバージョン値値を送りたい場合に、選択してください。 items ○ 製品IDと製品に関する情報イベントの付加的な情報を送りたい場合に、選択してください。 session_id ○ ※自動で取得されるため、変更不要です。 pv_id ○ ※自動で取得されるため、変更不要です。
個人情報データ
- Meta広告に送信する個人情報データを抽出します。
- 利用するデータ
- identifyイベントで個人情報データを取得している場合は、KARTEデータ/ユーザーマスタを選択してください。
- 外部から連携している場合は、外部データから該当のデータを選択してください。
- 必要に応じて、カラムマッピング、データを絞り込みを実施してください。
- 保存ボタンを押すと、利用するデータのサンプルが表示されますので、意図通りのデータが抽出できているか確認してください。
フィールド名 必須 推奨 説明 user_id ○ ユーザーIDKARTEのuser_idを選択してください email ○ メールアドレス phone ○ 電話番号 first_name ○ 名前 last_name ○ 姓 gender 性別man,male,m,1,男,男性,M/woman,female,f,2,女,女性,Fの表記を用いて連携してください birthday 誕生日date型で連携してください pref 州/都道府県 city 市区町村 zip_code 郵便番号 country 国コード設定がない場合は「jp」が固定で連携されます street_address Metaへの連携には使用しないため、設定不要です
5.送信スケジュール
- 定期的に連携する場合は、繰り返し実行の有効にするにチェックを入れて、実行間隔を設定してください。
- 利用するデータで外部データを利用している場合は、その連携頻度/連携時間に合わせて設定してください。
- Meta社で推奨されている期間については、Meta広告ヘルプページをご確認ください。
6.送信
- 下書き保存ボタンをクリックした後、データを取得ボタンを押すと、実際に連携される件数とデータが確認できます。
- 確認して問題なければ、送信ボタンを押してください。
送信確認
- Meta広告ビジネスマネージャーから
イベントマネージャー
を開きます - コンバージョンAPI対応のピクセルを選択し、イベント一覧から
接続方法
を確認 - 接続方法が
サーバー
またはブラウザ・サーバー
になっているイベントが存在すれば接続は完了です - イベント送信状況の確認事項は、Meta公式サイトよりご確認ください。
イベント送信から反映まで1時間程度かかる場合があります
イベント概要
画面を確認し、送信されたサーバーイベント数を確認してください。データのモニタリングの観点は、Meta広告ビジネスヘルプセンターをご参考にしてください。