ご注意ください

この記事は、リニューアル後のKARTE Signalsコネクタに関する内容です。 現在ご利用のUIが旧バージョンの場合は、リニューアル前のサポート記事(https://support.karte.io/post/6aeab61698fcc7700f6c70f2 )をご確認ください。

できること

KARTE Signalsでは、Google広告に対して、オンラインでは発生しないコンバージョン(例:商談・契約)を、広告クリックに紐づけてオフラインコンバージョンとして送信できます。通常のクリックコンバージョンとして送信したい場合は、こちらのドキュメントをご参照ください。

事前設定

下記の事前準備を完了していることをご確認ください。

  1. KARTE計測タグの設置

  2. Googleオフラインコンバージョン連携の事前準備

  3. データライブラリでデータの作成

広告APIの設定

補足

この作業は対象のGoogle広告とOAuth認証を行うため、Google広告の標準権限以上とSignalsのAPI編集権限の両方が必要です。この作業を行うアカウントのメールアドレスは同一である必要があります。

  1. その他の機能 > 広告API > 作成 から、Google Ads Click Conversion を選択します。

  2. 名前 を入力します。必須です。説明は任意です。

  3. 事前準備で取得したカスタマーIDとコンバージョンアクションIDを入力します。

  4. Googleでログイン を押して認証します。認証後に 保存 を押します。

開発者トークン欄は空白のままで問題ありません。独自のトークンを使いたい場合のみ指定してください。GoogleアカウントではMFAが標準です。設定した認証方法で本人確認を行ってください。

コネクタの設定

1.目的の選択

目的で 入札最適化 を選びます。 テンプレート一覧から、クリックコンバージョンでGoogle広告にオフラインデータを送る(VBB用)(v1) を選択してください。 一度保存されたテンプレートは変更できません。

2.接続先

広告APIで作成した接続先を選択してください。必須です。未作成の場合は、横の 作成 から広告APIを作成できます。

3.利用するデータ

オフラインコンバージョンデータ、コンバージョンデータ、コンバージョン値 は、データライブラリで作成したものを選択します。未作成の場合は、横の 作成 から作成できます。

オフラインコンバージョンデータ

Google広告に送信するオフラインイベントです。元データは、事前に接続したオフラインデータです。その他の項目は、Google広告への連携には使用しないため、設定不要です。

フィールド名必須推奨説明
user_id○ユーザーID。KARTEのuser_idを選択してください
transaction_id○イベントの重複除外用ID。オンラインイベントとの結合に利用します
sync_date○イベントの発生日時。コンバージョンが発生した日時の項目を指定してください
item_priceイベントの値。イベントごとに異なる値を設定する場合は設定不要です
currencyイベントの値の通貨コード。イベントごとに異なる値を設定する場合は設定不要です

コンバージョンデータ(中間イベント)

例として、資料請求など、広告クリック後に初めて発生したオンラインイベントを指定します。このデータを使って、「資料請求より前に記録されたgclidのみ」を使用するよう、処理内でフィルタリングされます。この中間イベントの取得がない場合、実際の資料請求より後に発生した広告クリックが誤って紐づけられる可能性があり、誤った広告にアトリビューションされるリスクがあります。元データは KARTEデータ / イベントデータ です。その他の項目は、Google広告への連携には使用しないため、設定不要です。

フィールド名必須推奨説明
user_id○ユーザーID。KARTEのuser_idを選択してください
transaction_id○イベントの重複除外用ID。オフラインイベントとの結合に利用します
sync_date○イベントの発生日時。KARTEイベントでは同名のカラムに入ることが多いです。外部テーブルでは割り当ててください

広告クリックデータ

Google広告に送信するGCLID(クリックID)です。作成 を押したのち、何も変更せずに保存してください。

コンバージョン値

Google広告に送信するオフラインイベントの値です。オフラインイベントと別でコンバージョン値を管理している場合に利用します。同じテーブルで管理されている場合は、オフラインコンバージョンデータと同じデータが抽出されるように設定してください。

フィールド名必須推奨説明
transaction_id○イベントの重複除外用ID。オフラインイベントとの結合に利用します
conversion_value○イベントの値
conversion_currencyイベントの値の通貨コード。未指定の場合はJPYで送信されます

4.パラメータ

パラメータ名説明
データ利用時間現在からさかのぼって、媒体に送信するデータを抽出する期間です
広告接触からの日数アトリビューションの対象となる広告クリックとコンバージョンイベントの間の日数を指定します
wbraidiOS用の広告識別子です。コンバージョンのカウント方法を1回にしている場合は利用できません

5.データ確認

送信スケジュールの前に データ確認 があります。コネクタを保存するまでは、「コネクタを保存するとデータを確認できます」と表示されます。

6.送信スケジュール

送信頻度は 単発送信 と 定期送信 から選びます。

  • 単発送信 の場合は、送信日時 を指定します。現在時刻以前を設定すると即時実行されます。

  • 定期送信 の場合は、実行間隔を設定してください。毎時の分は「50分」と表示されます。外部データを使う場合は、その連携頻度や連携時間に合わせてください。

7.基本情報

名前 は必須です。テンプレートIDと時刻が入った値が初期値として入っています。説明 は任意です。

8.送信

右上に 無効状態で保存 と 有効状態で保存 が並んでいます。

  • 有効状態で保存 を押すと、「コネクタを送信」の確認が出ます。確認すると送信まで進みます。

  • 無効状態で保存 を押すと送信されず、状態は「無効」になります。「下書き」という表示はありません。

送信確認

Google広告の管理画面から送信状況を確認します。ツールと設定からコンバージョンを開きます。ラストクリックアトリビューションの場合、インポートされたコンバージョンの統計情報がGoogle広告アカウントに表示されるまでに最大3時間かかります。他の検索アトリビューションモデルの場合、3時間以上かかる場合があります。

施策の評価について

送信確認でコンバージョンが反映されていることを確認したら、次の2段階で施策の効果を見ます。Google公式のヘルプページの目標広告費用対効果(tROAS)も合わせてご確認ください。

1. データ品質の確認(オフライン データの診断)

Google広告管理画面で、インポートデータの品質とエラーを確認します。目標 > コンバージョン > 概要 > 対象コンバージョンアクションのステータス列 > 診断パネルに移動します。

データ品質意味
非常に良い問題なし
良好軽微な改善余地あり
要確認エラーあり。早めに対応
最近のデータなし28日間データなし。連携停止の可能性

アラートタブでエラー内容と修正方法を、履歴タブで送信ごとの成功・失敗件数を確認します。

補足
反映まで最大12時間(GBRAID/WBRAID利用時は最大72時間)かかることがあります。
GCLIDはクリックから90日以内のコンバージョンのみ紐づけ可能です。

2. 入札最適化(VBB)への活用確認

確認項目確認方法
コンバージョン値レポートのコンバージョン値列に金額が表示されている
目標設定対象コンバージョンアクションが目標(Primary)になっている
入札戦略コンバージョン値の最大化や目標広告費用対効果等を利用している

入札最適化の効果が出るまで1〜2週間程度かかることがあります。短期間の数値だけで判断せず、2〜4週間程度観察することを推奨します。