できること
KARTE Signals ダッシュボードでは、アトリビューション分析を用いて、コンバージョンに対する広告の貢献度を評価できます。
広告媒体ごとのレポートは、媒体によって計測方法が異なり、重複してカウントされることもあるため、媒体をまたいだ正確な評価が難しいケースがあります。
このドキュメントでは、媒体を横断して貢献度を正しく比較・評価する方法について説明します。
事前設定
アトリビューション分析を行うには、以下の設定が完了している必要があります。
- 広告媒体レポートの連携
- パラメータ設定
- コンバージョン設定
アトリビューションモデル
KARTE Signals ダッシュボードで選択できるアトリビューションモデルは以下の通りです。
補足
例として、「広告①→広告②→広告③→広告④→コンバージョン」の流れがあった場合に、各モデルでどのように貢献度が割り当てられるかを示します。
モデル名 | 説明 | 割り当て例 |
---|---|---|
重複あり | コンバージョンまでに接触したすべての広告に等しく「1」の貢献度を割り当てます。 | 広告①:1広告②:1広告③:1広告④:1 |
ファーストクリック | 最初に接触した広告にのみ貢献度を割り当てます。 | 広告①:1広告②:0広告③:0広告④:0 |
ラストクリック | 最後に接触した広告にのみ貢献度を割り当てます。 | 広告①:0広告②:0広告③:0広告④:1 |
線形 | 接触したすべての広告に、均等に貢献度を割り当てます。 | 広告①:0.25広告②:0.25広告③:0.25広告④:0.25 |
接点ベース | 最初と最後の広告に40%、それ以外の広告に残り20%を均等に割り当てます。 | 広告①:0.4広告②:0.1広告③:0.1広告④:0.4 |
減衰 | 接触の順序に応じて、後半の広告により多くの貢献度を割り当てます。 | 広告①:0.1広告②:0.2広告③:0.3広告④:0.4 |
ダッシュボードでの確認方法
- ダッシュボード右上の「アトリビューション」をクリックします。
- 表示されたメニューからアトリビューションモデルを選択します。
- 選択したモデルに基づいて評価されたコンバージョン数や売上などの指標がダッシュボード上に表示されます。