本記事では分析画面の使い方について説明します。

概要

分析画面は広告効果を詳細に可視化・確認することができる画面となっています。
例えば広告の効果をキャンペーン単位、広告グループ単位、クリエイティブ単位などの単位でグルーピングして傾向を確認したり、複数の分析カテゴリを掛け合わせて広告効果を分析することで広告の成果について詳細な分析を行うことができます。
また、KARTEで収集した購入商品やブランド、年齢、性別などのコンバージョン属性に基づいた分析と組み合わせることも可能です。

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操作方法

分析画面の画面要素と操作方法について以下で説明します。

分析メニュー

広告の成果を条件に基づいて分析したいときは画面上部の集計メニューを設定しましょう。
表示する広告の選択や集計単位の変更、集計期間の変更、集計する値の変更などを行うことができます。
分析メニューで行える操作の詳細については下記記事などをご確認ください。

お気に入りに追加

分析メニュー上側の★アイコンからよく使う分析結果をお気に入り登録することができます。
お気に入り登録した分析結果はダッシュボード画面に表示され、簡単に閲覧することができるようになります。
詳細は以下の記事をご覧ください。

データ一覧

分析メニューで設定した集計結果について、インプレッションやクリック数、CTRなどの詳細な数値を表形式で閲覧することができます。
分析メニューを変更したタイミングでデータ一覧のデータが更新されます。

カラムの操作

データ一覧のテーブルのカラムにカーソルを合わせてクリックすることで、表示設定を行うことができます。
カラムの値を昇順・降順に並び替えたり、列の固定・列の非表示などを行うことができます。

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テーブルの集計機関の単位を日別集計や週別集計に切り替える
「期間」カラムを選択すると、メニューに「期間のレンジ」が表示されます。
期間のレンジから日・週などを選択することで集計を日別にしたり、週単位にしたりできます。

レコードの操作

データ一覧のテーブルの行番号にカーソルを合わせてクリックすることで、行の中に含まれるデータをより詳細に分析することができます。

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レコードに対して可能な操作は以下です。

チャートに追加

レコードをチャートに追加して表示状態にします。
選択したレコードがチャート上で非表示の時のみ、メニューに表示されます。

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比較する期間を選択

集計期間を選択して集計結果を表示することができます。
データ一覧のカラムに「期間」カラムが含まれない時のみ、メニューに表示されます。

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広告媒体で分解

広告媒体別に集計結果を分解して成果を比較します。
データ一覧のカラムに「広告媒体」カラムが含まれない時のみ、メニューに表示されます。

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キャンペーンで分解
広告媒体に含まれるキャンペーン別に集計結果を分解して成果を比較します。
データ一覧のカラムに「広告媒体」カラムが含まれる時のみ、メニューに表示されます。

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ユーザ属性ごとに比較
KARTEのセグメントやディメンションと広告の成果を紐づけて、ユーザ属性別に広告の成果を集計して比較します。例えばエンドユーザーの年代のディメンションを使って年代別の比較を行ったり、会員登録の有無のセグメントを用いて会員登録済みユーザーと未登録ユーザー比較を行ったりといった分析ができます。ユーザ属性は複数の属性を掛け合わせて集計することが可能です。

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ユーザー属性別に分解して表示するには「ユーザ属性ごとに比較」を選択すると表示されるユーザー属性の一覧で、表示したいユーザ属性を選択します。
複数のユーザ属性同士を掛け合わせて集計したい場合、複数のユーザ属性を選択することで掛け合わせた結果が表示されます。
特定のユーザー属性の値に絞って成果を表示するには、ユーザ属性にカーソルを合わせると表示されるユーザー属性の値を選択します。

「ユーザ属性ごとに比較」を使用するには、事前に「設定 > 属性 > ユーザー属性」で比較用のセグメントとディメンションを登録しておく必要があります。
設定の手順は以下の記事をご覧ください。

商品ごとに比較

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商品IDや商品のブランドごとに広告効果を分解して広告の成果を比較します。
KARTEのbuyイベントやcartイベントで送信している商品属性を比較の軸として使うことができます。

「商品ごとに比較」をメニューに表示するには、事前に「設定 > コンバージョン」で設定されたイベントに「設定 > KARTEイベントのマッピング」で商品の属性を紐付けておくことが必要です。

広告属性で絞る

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広告属性ごとに広告の成果を集計して比較することができます。例えば広告キャンペーンに紐づく商品ブランドを広告属性として設定しておくことで、商品ブランドで広告キャンペーンをグルーピングして成果を比較することができます。

「広告属性で絞る」を使用するには事前に設定 > 属性 > 広告属性で比較に用いる広告属性を設定する必要があります。

分析画面の活用方法

ダッシュボード画面では広告効果の分析をさまざまな切り口で行うことができます。
分析での活用方法の一例を以下にご紹介します。