ナビプラスレコメンド連携とは

KARTE上でナビプラスのレコメンドを表示することができる機能です。
KARTEとナビプラスのレコメンドを連携させることで、レコメンドを表⽰するタイミングや出し⽅を⾃由に設定できるほか、KARTEで蓄積した訪問者の特徴に合わせたレコメンドの種類の出しわけをすることが可能です。
また、特定のページに遷移したタイミングでポップアップを表⽰するなど、ユーザーの状況に応じてレコメンドすることが可能になります。

ご参考:
プレスリリース|KARTEがナビプラスのレコメンドサービスと連携開始

ご利用の流れ

エンタープライズプランをご利用のお客様のみへの提供となります。

  1. ナビプラスレコメンドを利用していることが前提となります。
    まだご利用されていない場合はナビプラス株式会社にてお申し込みをお願いいたします。
  2. KARTEのオプション追加申し込みを頂く必要がございます。
    担当営業もしくはサポートチームにご連絡ください。
  3. プレイド側にてテンプレートを公開させていただきます。

ご設定の流れ

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以下の設定手順に従い接客サービスの設定を行います。

  1. 設定①: ユーザーID取得スクリプトの配信
  2. 設定②: レコメンド用接客サービスの配信

    設定①: ユーザーID取得スクリプトの配信

  • ナビプラス側で発行されているレコメンド用ユーザーIDがクッキーに保存されている場合、それをKARTE側に取得することで、パーソナライズレコメンドを使用することができます。

レコメンド用ユーザーIDの取得テンプレートの配信

  • サイト上のクッキーに保存されているレコメンド用ユーザーIDを取得するため、スクリプト配信を行う接客サービスを作成します。

テンプレートの選択

  • テンプレートの「スクリプト」の中に ナビプラスレコメンド用クッキー情報取得 がありますのでこちらを利用してください。

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  • 取得する値が保存されたクッキー名を設定します。
    ナビプラス側レコメンド用ユーザーID(uid)が保存されているクッキーの名称については、ナビプラス側にご確認ください。
    (例: __sna_s1d)

各種設定項目

  • 対象ユーザー: 全員

  • 対象イベント: アクセスごと

  • その他: デフォルト設定のままで大丈夫です

  • 対象ユーザーに関しては、全員のままでも問題はありませんが、すでに取得されているユーザーに対しても再取得しイベントを発行します。そのため、下記のようにセグメントを作成し、対象ユーザーを設定していただくことを推奨しています。

(オプション)セグメントの作成と対象ユーザーの設定

  • 下記のセグメントを作成し、対象ユーザーとして選択します。

すべての期間|クッキーデータ(_cookie_data)|xxx|の最新の値|が存在しない

xxxは、スクリプト配信の接客アクションで設定した、「KARTE上のデータ名」が入ります。
なお、実際にクッキーデータイベントが発生したことのないプロジェクトではセグメント条件にクッキーデータイベントの選択肢がでてこないため一度テスト配信を行ってからセグメント設定を行ってください。

  • また、取得ユーザーを利用したい場合は、上記と同じセグメントを作成し、最新の値を 存在する に設定ください。

注意:) 上記で設定する_cookie_dataイベントについては、現状では一度 ユーザーID取得スクリプトの配信 を行わないとセグメント設定画面で選択できない形になっています。一度対象ユーザーを 全員で配信をしていただくと、上記のセグメントが設定できます。

設定②: レコメンド用接客サービスの配信

ナビプラスレコメンドは、設定①で記載の ユーザーID取得スクリプトを配信すると、個人個人で異なる配信をする パーソナライズドレコメンドが可能ですが、ユーザーID連携をしていないケースでも表示することが可能です。
そのため、対象ユーザー対象イベントは設定する必要はありません。

パーソナライズしたケースのみ配信したい場合は、設定①で説明の ナビプラスレコメンド用クッキー情報取得ユーザー を作成いただき、そちらを対象ユーザーにご指定ください。

テンプレートの選択

オプションの申し込みが完了しましたらプレイド側でテンプレートを公開させていただきます。
なお、こちらのテンプレートについては、jsonp形式のAPIを利用しております。

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アクションの編集

アクションの編集画面で以下の設定を行います。

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  1. Naviplus レコメンドドメイン名:
    ナビプラスレコメンド管理画面で確認できるレコメンドドメイン名を入力(例:xx.snva.jp)
  2. アカウント識別子:
    ナビプラスレコメンド管理画面の「表示枠 公開設定」 画面 の「API 使用パラメータ値」に記載されているアカウント識別子を入力
  3. 出力デザイン識別子:
    ナビプラスレコメンド管理画面の「表示枠 公開設定」 画面の 「API 使用パラメータ値」に記載されている出力デザイン識別子を入力(例:20)
  4. ユーザー情報変数の設定:
    ナビプラスレコメンドテンプレートでは、 ユーザー情報変数cid が予め設定されております。
    こちらの設定内容が以下のように設定されていることをご確認ください。(ユーザー情報変数の設定内容は、接客アクション編集画面のデータ管理の項目よりご確認いただけます。)
  • すべての期間
  • クッキーデータ
  • uid_for_naviplus_recommend の
  • 最新の値
    null

アクションの設定が終わりましたら通常の接客サービスの流れと同様に配信ページ、公開設定を選択いただければ配信が可能となります。

発生するイベント

NaviPlus レコメンドクリック (イベント名:_naviplus_recommend_click)

クリック時には通常のmessage_clickイベントではなく、_naviplus_recommend_clickイベントが発生します。
イベントには以下の属性が付与されます。

  • campaign_id: 接客サービスID
  • shorten_id: アクションID
  • position_no: 接客サービス上に表示されている商品の何番目がクリックされたか
  • item_id: クリックされた商品のID

エラー(イベント名:_error

ナビプラスへのアクセスがタイムアウト(10秒)した場合に発生します。