IPロケーション(位置情報) の利用は有料オプションサービスとなります。料金に関しては担当営業までご連絡ください。 利用申込が完了しましたら弊社側でプラグイン設定をさせていただきます。

はじめに

KARTEの位置情報サービス(IPロケーション)機能は、どこどこJP様の「エリアターゲティング」機能 を利用して実装されています。位置情報の精度や、仕様についてなどの、詳細な仕様については、以下サイトより御確認ください

エリアターゲティングについて|IP Geolocation and IP Intelligence API どこどこJP

初期設定

弊社側でプラグインを公開後、
インサイト(人のアイコン)>ストア>アプリ設定>ロケーション & 企業情報より機能を有効にする有効化にチェックを入れて利用を開始してください。

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タグ・イベント設定一覧の表示

プラグイン設定が完了しサイトにアクセスがあると、グローバルメニュー > すべてのプロダクト > Insight > イベントをクリックした画面内にある、KARTEで定義されたイベント > KARTEが発生させたイベント > IPロケーションにてイベントが追加されます。

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取得できる主な情報

位置情報で取得できる情報は主に以下となります。

項目名
地域名(日本語) "アジア"
地域名(英語) "Asia"
国名(日本語) "日本"
国名(英語) "Japan"
都道府県・州(日本語) "東京都"
都道府県名(英語) "Tokyo"
市区町村名(日本語) "品川区"
市区町村名(英語) "shinagawa-ku"
電話番号(組織) "03-1234-5678"
組織 市区町村コード "13109"
組織 WEBサイトアドレス "https://karte.io/"
都道府県コード "13"
組織 社名・屋号英語表記 "PLAID, Inc."
組織 住所 "東京都品川区西五反田1-5-1 五反田サンケイビル4F"
組織 郵便番号 "141-0031"
タイムゾーン "+0900"
IPアドレス "203.0.113.0"
ドメイン名 "example.ne.jp"

セグメントの作成

イベントの計測が確認できましたら、通常のセグメント作成と同じようにセグメント追加を行います。
セグメント作成画面で「IPロケーション」を選択すると位置情報に関連する項目を選択できます。

サンプル1:東京からアクセスしたユーザーをセグメントする  

すべての期間>IPロケーション>都道府県名(日本語)>最新の値>東京>に等しい
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サンプル2:関東以外からアクセスしたユーザーをセグメントする    

  • すべての期間>IPロケーション>都道府県名(日本語)>最新の値>東京、神奈川、千葉、茨城、埼玉、群馬、栃木>のどれとも一致しない
  • すべての期間>IPロケーション>国名(日本語)>最新の値>が>日本>に等しい
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サンプル3:日本以外からアクセスしたユーザーをセグメントする    

  • すべての期間>IPロケーション>国名(日本語)>最新の値>が>日本>と異なる

セグメントを作成した後は通常の流れと同様に接客サービスの作成を行います。
※IPロケーションで取得したデータをユーザー詳細で表示する方法はこちらのサポートサイトをご確認ください。

また位置情報(IPロケーション)を利用には一部制約がございますため、こちらもあわせてご確認ください。

IPロケーション(IPロケーション)は外部サービスを利用しているため、一部配信においての制約がございます。

位置情報(IPロケーション)イベントの制約

位置情報(IPロケーション)関連のセグメントがユーザーに付与されるタイミング

ユーザーの初回イベント発生時には、位置情報(IPロケーション)イベントがまだ発生しておらず、ユーザーへの位置情報(IPロケーション)関連のセグメントもまだ付与されていない状態です。

そのため、サイトへの初回来訪時など、位置情報(IPロケーション)関連のセグメントを対象ユーザーとして設定した接客サービスが配信できないタイミングが存在します。

例) 「東京からアクセスしている」「初回来訪」ユーザーに対して特定の接客サービスを配信する、など。

詳細

KARTEにおける、位置情報(IPロケーション)イベントの発生タイミングは以下のようになります。

  1. ユーザーがサイト上でイベント(閲覧など)を発生させる
  2. 1のイベント発生時のユーザーのアクセス元IPアドレスをもとにして、外部サーバーに位置情報を問い合わせる
  3. 外部サーバから位置情報を受け取ったタイミングで「位置情報(IPロケーション)イベント」が発生する

3 が完了するまで、位置情報(IPロケーション)イベントが発生しないため、位置情報(IPロケーション)イベント関連のセグメントがユーザーには付与されません。

そのため、3が完了するまでの短時間の間に、ユーザーが複数のページを閲覧するなどした場合、その間は、位置情報(IPロケーション)イベントに関する特定のセグメントを対象にした接客サービスは配信できません。

位置情報(IPロケーション)イベントの配信トリガーでの利用について

位置情報(IPロケーション)イベントはKARTE内部で発生するイベントになります。

KARTE内部で発生するイベントについては、サイト上に配信する接客サービスの「対象イベント(配信トリガー)の設定には利用できません。

サイト上に配信する接客サービスの対象イベント(配信トリガー)に指定できないイベントの詳細については、こちら をご確認ください。

位置情報(IPロケーション)の精度

本サービスは、IPアドレスと位置情報を紐づけたデータベースを用い、IPアドレスから位置情報を判定しています。
モバイルの位置情報(IPロケーション)についてはキャリア基地局の位置情報となる場合があり、精度は保証できかねます。
※GPSによる正確な測位ではありません。