配信トリガーでは、配信のトリガーとなるイベントを指定することができますが、中にはKARTEの仕組み上トリガーイベントとして利用をできないイベントがあります。設定項目には出てきてますのでご注意ください。
複数種類のイベント指定
配信イベント設定で指定できる配信のトリガーイベントは、1種類のイベントのみになっています。例えば計測タグとコンバージョンタグを同時にトリガーイベントとして指定するなどはできません。
配信できないケース例
- 計測タグ(閲覧)とコンバージョンタグ(購入)で計測しているイベントを同時に指定してしまっている
サーバサイドで発生するイベント
以下に記載するイベントは、サイト上に配信する接客サービスの配信トリガーとして指定することができません。サイト上に配信する接客サービスは、サイト上で発生したイベントに対してのみ配信することが可能です。
TALK関連のイベント
- TALKメッセージ送信(
talk_message_send
) - TALKメッセージ開封(
talk_message_open
) - TALKメッセージ送信失敗(
talk_message_fail
) - チャット未読・既読(
Webchat_read
) Note
Log
- ユーザーのメッセージ返信(
message_reply
)以外はサーバサイドで発生しているイベントになるため、サイト上で配信する接客サービスの配信イベントに指定することはできません。
ユーザーデータインポート時のidentifyイベント
- ユーザーデータをデータテーブルを利用してインポートをしてひも付けをすると、ユーザーデータひも付けのために
identify
イベントが発生します。このイベントはサーバサイドで発生しているイベントですので、サイト上で配信する接客サービスの配信イベントに指定することはできません。
サーバサイドAPI経由のイベント
- サーバサイドAPIを経由して発生させたイベントは、サイト上で配信する接客サービスの配信イベントに指定することはできません。
ただし、メール配信やWebhook連携やSlack連携など、サイト上に配信しないサーバサイドのみで完結する接客サービスの場合はその限りではありません。
上述のイベントについても、サイト上に配信しないサーバサイドのみで配信が完結する接客サービスについては、配信トリガーに指定することが可能になります。