- 接客サービスの配信において、同時配信設定を NG にしている接客サービス間ではいくつかのルールに基づいて配信優先度が決められます。その結果、接客が表示されない場合(表示抑制 / 表示負け)も発生します。
- 短期間のキャンペーンを訴求する場合などにおいて、意図しない接客サービスの表示抑制はビジネス機会の大きな損失につながります。
- そのため、本ページでは「同じ条件で配信されている接客サービス」の機能を用いて、公開中の接客サービスの接客数が想定より少なく、その原因が同時配信設定による表示抑制かもしれないと考えた時に、それを確認するための手順を紹介します。
- なお、接客が配信されない、または接客数が想定より少ない事象を発生させる原因は様々あります。まずは同時配信設定による表示抑制でありそうかを確認した上で、本ページ記載の手順を参照ください。
管理画面を操作しながら読み進めることを推奨します。
- 接客トラブルシューティング用レポート を開きます。具体的な手順はリンク先を確認ください。
- 右側にある接客サービス一覧から該当する接客サービスを選択して「Apply Changes」をクリックします。
- レポートの最下部にある「接客サービス・アクション毎集計」から、表示抑制数(配信抑制数)と表示抑制率(配信抑制率)を確認します。
- その値が大きいと考え、かつ、その原因が「同時配信設定による表示抑制」にありそうと判断したら、次の手順に進みます。
- 接客トラブルシューティング用レポート上で該当の接客サービス名をクリックします。接客サービス詳細画面が別タブで開きます。
- 右上にある「接客の編集」をクリックして接客サービス作成画面を開きます。
- 「同じ条件で配信されている接客サービス」の件数を確認して次のように対応します。
- 件数が表示されない場合
- 0件の場合
- その接客が同時配信設定によって表示抑制されている可能性は低いです。起こりうる例外については最下部の注意を確認ください。
- 1件の場合
- その接客が同時配信設定によって表示抑制されている可能性は低いです。起こりうる例外については最下部の注意を確認ください。
- 2件以上の場合
- 「接客サービスを見る」をクリックして接客サービスのリストを表示させます。
- まず、同時配信設定が NG の接客サービスに絞り込みます。右上にあるタブのうち「同時配信NG」をクリックします。
- 次に、各接客サービスのリスト上の表示順を確認します。
- 接客サービス作成画面を開いている接客は背景色グレーで表示されています。そして、その接客サービスよりも上にある接客サービスは配信優先度がより高いことを示します。
- 配信優先度がより高い接客がある場合
- その接客サービスの「表示されたパス」または「表示された view_name」を確認します。
- 該当箇所にカーソルを合わせることで、表示されたすべてのパスまたは view_name を確認できます。
- 各接客サービスをクリックすると別タブで接客詳細画面が開くため、そこで設定内容の詳細を確認することもできます。
- 表示されたパスまたは view_name の箇所において、同時配信設定による表示抑制が発生した可能性が高いです。必要な場合には、配信優先度がより高い接客の配信優先度を下げる、配信停止設定をおこなうなどの設定変更を行なってください。
- 配信優先度がより高い接客がない場合
- 同時配信設定によって表示抑制されている可能性は低いです。起こりうる例外については次の注意を確認ください。
- 配信トリガーのイベントが異なる場合には同じ条件とはみなされず、件数に含まれません。例えば、ページ読了イベントなど、閲覧イベント以外の「その他のイベント」を配信トリガーに設定する場合、閲覧イベントを配信トリガーに設定している他の接客サービスに対して表示抑制されているかの確認はできません。詳細はこちらをご確認ください。