特にスマートフォンでの接客サービス表示時に発生する事象ですが、イメージしたサイズよりも接客サービスが小さく表示されてしまうケース があります。
2019年12月現在、KARTEのスマートフォン向けの接客サービスは、サイトのviewport設定が「device-width」つまり、300〜400px前後の設定であることを前提に作られており、
viewport設定が、固定長(よく設定されるケースですと800-900px前後)で設定されているサイトでは、画面に対して相対的に小さく表示されるように見えてしまいます。
viewportの設定例
問題なく動作するviewportの設定
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1, user-scalable=no">
問題が発生するviewportの設定
<meta name="viewport" content="width=960">
問題が起きた場合のイメージ
解決方法
根本的に解決できる方法は現状ございませんが、以下の対処方法がございます。
問題が発生する接客に対して以下のCSSを設定する
widthが800に指定されている場合は、以下のCSSを設定
@media screen and (max-width: 800px){
.karte-widget {
zoom: 200%;
}
}
widthが960に指定されている場合は、以下のCSSを設定
@media screen and (max-width: 960px){
.karte-widget {
zoom: 250%;
}
}
上記のCSSは、問題が発生するページでのみ必要となりうますので、配信トリガーやセグメントを活用して調整が必要になります。
CSSのZoomプロパティは、Firefoxのモバイル版で動作しないことが確認されています。
対象者数が多い場合は、対象の接客について配信対象から外すなどの対応をおこなって頂く必要があります